Q
大学3年生
男性
専門商社の志望動機はどう書けば良いですか?
現在大学3年生で、専門商社を志望しています。ただ、総合商社と比較して専門商社の特性や魅力がまだ掴みきれておらず、どのように志望動機を作成すれば良いか悩んでいます。
 
 専門商社の選考では、具体的に、どのような点を掘り下げれば説得力のある志望動機になるのでしょうか?  商材への興味を前面に出すべきか、それとも専門性や顧客との関係性に言及すべきかなどでも迷っています。
 
 また、自分の経験や強みをどのように専門商社の仕事に結びつければ良いのかについてもアドバイスをいただけたら嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
総合商社との違いを意識! 魅力と思う点を軸にしよう
専門商社の志望動機を書く際には、まず専門商社と総合商社の違いを正しく理解することが重要です。総合商社が幅広い分野を扱い、大規模で海外事業が多い一方で、専門商社は特定の分野に特化し、顧客に近く、裁量が大きい場合が多いという特性を把握しましょう。
総合商社が戦略立案、投資が中心であるのに対し、専門商社は営業、仕入れ、物流など実務が中心です。
これらの専門商社の特性のなかで、あなたがどこに魅力を感じるのかを志望動機の軸に据えることが大切です。
志望する専門商社を詳しく調べたなかで、以下のように具体的な魅力を特定し、なぜそれに惹かれたのかを深く掘り下げてみましょう。
・専門的な商材に興味を持った
 ・顧客に密着した課題解決型営業ができると思った
 ・若手でも裁量を持たせてもらい現場で活躍できると考えた
 ・製造現場や技術部門との橋渡し役にやりがいを感じた
 ・その商材が昔から好きで、多くの人に届けたいと思った
 ・顧客と深く向き合い、自ら提案し解決策を生み出す営業に魅力を感じた
過去の経験が専門商社で活かせることをアピールしよう
また、専門商社では「提案力」「傾聴力」「課題発見力」が求められます。アルバイト、サークル、ゼミ、留学などの自身の経験から、これらのスキルが専門商社の仕事で活かせることをつなげるてアピールすることで、あなたの志望動機に説得力が増すでしょう。
志望動機は商材への理解と関係構築能力を意識しよう
専門商社を志望する際は、特定の商材に関する深い技術的知見と、メーカーから消費者までをつなぐ密接な関係構築能力が重要視される点を理解しておく必要があります。
食品業界を例に挙げると、サプライチェーンは主に小売(スーパー、EC)、卸売(専門商社など)、物流の三つに大別され、専門商社は中間流通を担う「卸売」に位置します。
これらのプレイヤーが連携することで、社会全体の経済活動が支えられているのです。専門商社で特に求められるのは、データ分析能力と現場改善力です。
リアルなデータを提示して専門商社で働く意欲を語ろう
また、志望動機では「特定商材に特化することで磨かれる専門性」と「少数精鋭組織ならではの裁量の大きさ」に焦点を当てるのも効果的です。
たとえば、海外インターンで素材の規格交渉を経験し、「技術仕様を現地の言葉で翻訳しながら新たな需要を創出する面白さ」に目覚めたといったエピソードを具体的に語ります。
さらに、その商材の市場規模や成長率といった具体的な数値データを示すことで、その専門領域で長期的なキャリアを築きたいという強い意志を伝えることができるでしょう。
こちらの記事では商社業界の志望動機の書き方について詳しく解説しています。商社業界を志望している人は参考にしてみてください。
専門商社に興味がある人は、次の記事も読んでみてください。専門商社の仕事内容や働き方、専門商社と総合商社の違いなどを詳しく解説しています。
商社のやりがいについては、次のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。商社業界を志望している人は、併せてチェックしてみてください。
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