Q
大学3年生
女性
面接での最近感動したことについての質問に「ライブ」と答えるのはありですか?
就活の面接で「最近感動したことは何ですか?」と質問されたとき、好きなアーティストのライブに行って感動した体験を答えても問題ないのでしょうか?
好きなアーティストのライブで感動する、なんてことは自分以外の人でも答えられそうな内容なので、面接でこの答え方をすると印象が薄くならないか心配です。
もし、最近感動したことについて、ライブを題材にして答える場合、どのように回答を作成すれば面接官の方に好印象を残せるのか、詳しいアドバイスをいただけないでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ライブでもOK! 人柄や価値観が伝わるように話そう
ライブを「最近感動したこと」として面接で話すのはありです。
ただし、印象が薄くならないよう、「なぜ感動したのか」「どんな気づきがあったのか」を具体的に伝える必要があります。そうすることで、あなたの人柄や価値観、考え方が伝わる良い回答になります。
感動の内容を掘り下げる! 具体的な内容をまとめよう
具体的には、「誰のどんなライブだったのか」「何が印象に残って、なぜ感動したのか」「その感動が自分にどう影響したのか」といったことを思い出して言葉にまとめておくと良いでしょう。
「楽しかったです」や「すごかったです」だけで終わってしまうと、感情の深掘りがなく、誰が言っても同じような感想になってしまいます。
それでは具体的なものがないため、あなたらしさが伝わらず、単なる趣味の紹介やファンアピールになってしまいもったいないです。
面接官は「何に感動したか」も大事ですが、それ以上に「その人が感動したことをどう感じ取り、どう考えたか」を知りたがっています。
ライブの話が悪いわけでは決してないので、そこからしっかりと深掘りして、あなたの人間性を伝えられるようにしましょう。
ライブでも良い! 2つの意図を理解して回答しよう
ライブ体験という回答自体に問題はありません。しかし、その伝え方が重要です。
企業がこの質問をする意図は主に二つあります。一つは回答者の価値観を知ること、もう一つは消費者の立場で物事に触れる際に、どのような視点を持っているかを見ることです。
多くの企業はサービスや商品を消費者に届ける「裏方」の立場です。そのため、単にファンとして楽しむだけでなく、「どのような仕掛けで会場を盛り上げているのか」といった運営側の視点を持っているかが評価の分かれ目になります。
感動した経験のなかでおこなった行動をアピール材料にしよう
たとえば、ライブに参加した際に、会場の注意点をSNSで拡散してほかのファンに知らせたり、ファン同士で企画を立てて周囲を巻き込んだりした経験があれば、有効なアピールになります。
また、詳細なライブレポートを書いて多くの人にその魅力を伝えた、といった主体的に発信し、周囲に良い影響を与えた経験も同様です。それは「感動を行動や学びに昇華できる人材」として評価されるでしょう。
こちらの記事では「最近感動したこと」の回答例文を紹介しています。好印象を残すコツも解説しているので、面接を控えている人はチェックしておきましょう。
ライブが好きな人は、面接で趣味を聞かれたときにも「ライブ」と答えようと思っているかもしれません。次のQ&Aでは趣味を「ライブ」と答えることについて、キャリアコンサルタントがアドバイスをしているので、併せて参考にしてみてください。
以下のQ&Aでも「最近感動したこと」を面接で聞かれたときの答え方について、キャリアコンサルタントが回答しています。
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