Q

大学4年生
男性

自己PRと強みを両方聞かれたときは、どう答えれば良いですか?

先日受けた面接で、「自己PRをお願いします」という質問と「あなたの強みは何ですか?」という質問をされました。自己PRで自分の強みを述べてしまったため、その後強みを聞かれて拍子抜けしてしまい、ほぼ同じ回答しかできませんでした。

面接で自己PRと強みを両方聞かれた場合は、それぞれどう答えるのが正解だったのでしょうか? 自分としては自己PRも強みも同じものだと思っているのですが、そもそもこの2つはどう違うのでしょうか?

また、今回の面接のように、企業の方が自己PRと強みを両方質問するのには、どういった目的があるのかも教えていただきたいです。

自己PRと強み、それぞれの質問を区別して効果的にアピールするための答え方のポイントや、両者の違いなどについて、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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自己PRと強みは使い分けが重要! それぞれの目的を整理しよう

自己PRと強みは、同じことを答えてしまいそうだったり、似たようなことを言っているなという人が中にはいますが、それぞれ意図が異なるのでちゃんと使い分けて答えてほしいと思います。

自己PRは、あなた自身がどんな人で、どんな風に会社に貢献できるのかを総合的に伝える時間です。入社後の活躍イメージを伝えるのが目的となります。

一方、強みは、あなたが得意としていること、また長所として自分で認識していることが何なのかをピンポイントで聞いているので、強みそのものとそれがどうやって形作られたかといったことが中心になるでしょう。

エピソードで具体性を高めよう! 入社後の再現性を示すことで良い印象となる

たとえば、粘り強さが長所であれば、強みの質問のときにはそれを単体で説明します。その背景にある、なぜ粘り強さが身に付いたのかとか、周りからそれをどんな風に評価してもらっているのかというところを加えて答えます。

そのうえで自己PRを聞かれたら、その粘り強さを活かしたエピソードを紹介し、だから御社でもこのような場面で活かせると考えているという入社後の再現性につなげていくのが効果的です。

あなたの強みが、企業でどのように活かせるのかを具体的に示すことで、面接官に良い印象を与えられるでしょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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自己PRと強みは使い分ける必要がある! 別のエピソードで語ろう

「自己PR」と「強み」を両方聞かれた際は、質問の意図を汲み取り、内容を明確に分けて答えるべきです。

「自己PR」は“企業が得られる総合的なメリット”、「強み」は“自分の核心スキル1点”の深掘りと位置付けると整理しやすくなります。

その際、自己PRで語るエピソードと、強みで語るエピソードは、それぞれ別のものを用意するのが理想です。同じ内容を繰り返すと、「質問は一つで良かった」という印象を与えかねません。

2つのエピソードには一貫性を持たせよう! 補強関係が望ましい

ただし、アピールする強み自体には一貫性、あるいは関連性を持たせることが重要です。

2つの異なるエピソードが、結果として同じ1つの強みを補強し合うような関係になっていると、説得力が増します。

あるいは、明確にアピールしたい強みが2つある場合は、「私にはAとBという二つの強みがあります」と最初に提示したうえで、それぞれのエピソードを話すという構成でもまったく問題ありません。

こちらの記事では自己PRと強みの違いや面接官の心に響く効果的な伝え方を解説しています。両方問われたときの答え方についても説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

次のQ&Aでは、自己PRで強みを2つ挙げることについてキャリアコンサルタントが回答しています。併せてチェックしてみましょう。

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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