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面接を断る理由はどう伝えるべきですか?
現在、転職活動を進めています。第一志望の企業の選考が先に進んでいて、もうすぐ結果が出るため、並行して受けていた企業の面接を辞退したいと考えています。
その企業は正直なところ滑り止めで、特に志望度も高くはありません。
どのような理由を伝えれば、採用担当の方に失礼なく、かつ角を立てずに面接を辞退できるでしょうか?メールで連絡する場合の具体的な文面のアドバイスもいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
誠実なコミュニケーションを取ることが必須
選考辞退は「関係を断ち切る」行為ではなく、「関係の姿勢を維持する」行為でもあります。一度選考を受けた企業に再度応募するケースも考えられるため、誠実に対応できていればそのチャンスは残されます。
立つ鳥跡を濁さずの精神で、最後まで気を抜かずにコミュニケーションしましょう。
まや、企業がぜひ採用したいと考えている候補者の場合、辞退理由をたずねられる可能性はありますが、基本的には率直かつ簡潔に伝えるのが良いです。
理由は「他社での選考が進んだため」「就職活動の方針を見直し、志望分野を絞ることにしたため」「家庭の事情」などで十分です。
実際に連絡をする際の文面は「①選考機会への御礼→②辞退の結論→③簡潔な理由→④配慮への謝意→⑤企業の発展を祈る言葉」で構成すると、丁寧な印象を与えられます。
<メール文例>
「〇〇. 人事部. 〇〇様
お世話になっております。△△(氏名)です。
このたびは、貴社〇〇職の選考について、誠に勝手ながら辞退させていただきたくご連絡申し上げました。
就職活動の方針を見直し、志望分野を絞ることにしたためです。
お忙しいなか、ご案内と日程調整のご配慮をいただいたにもかかわらず、このようなご連絡となり大変恐縮しております。
貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」
もし引き止められても、自分の意思をしっかり伝えよう
企業側も、正当な理由があれば「仕方がない」と理解し、円満に終わることがほとんどです。仮に引き止めにあった場合でも、ご自身の意思を丁寧にお伝えすれば問題ありません。
将来的な関係性を考慮し、最後まで誠実な対応を心掛けましょう。
直接的な表現を避けることが必須
面接辞退の連絡は、誠意をもって丁寧におこないましょう。
「志望度が低い」といった直接的な表現は避け、「諸般の事情により」などの表現を用いるのが適切です。相手企業にもスケジュールや準備があるため、配慮ある言い回しが必要です。
感謝と配慮の姿勢でコミュニケーションを取ろう
その際には、「大変恐縮ですが」といったクッション言葉を添え、選考に時間を割いてもらったことへの感謝と、辞退することへのお詫びの言葉を必ず入れましょう。
丁寧な辞退は、今後その企業と再び関わる可能性を残すことにもつながります。また、辞退を決めたらなるべく早く連絡するのがマナーです。
選考が最終段階に進んでいる場合など、企業との関係性によってはメール1本で済ませるのではなく、電話で直接伝えるほうが丁寧な場合もあると覚えておきましょう。
こちらの記事では、面接を辞退する際のマナーや、実際にメールや電話で辞退を伝える方法を解説しています。面接を辞退しようかと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
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