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一族経営の大企業で働くメリット・デメリットが知りたいです。
就職活動を控えている大学生です。
名の知れた大企業の中には、社長や役員が代々同じ一族で占められている、いわゆる「一族経営」の企業が意外と多いことを知りました。
一族経営だと、社員として働くうえでどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか? 実力主義とはかけ離れているという声や、独特の人間関係があると聞き、少し不安に感じています。
風通しが悪いというイメージもありますが、実際はどうなのでしょうか? 一族経営の大企業で働くことのリアルな実態や、就職先として選択する際の注意点など、客観的な意見をお聞きしたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
一族経営の企業はスピード感や評価制度で善し悪しがわかれる
一族経営の企業には、メリット・デメリットの両側面があります。
メリットとしては、創業者の理念が会社全体に浸透して良い企業文化が醸成されていたり、トップの意思決定が早く会社の方向性が明確だったりする点が挙げられます。
一方でデメリットとして、実力主義とはかけ離れた評価制度であったり、一族ならではの特殊な人間関係に悩まされたりする可能性があります。
経営層を目指すなら避けるべき! 会社の魅力で判断しよう
経営の中枢を目指すのであれば、一族経営の企業は避けたほうが良いかもしれません。
しかし、会社の方針や事業内容に魅力を感じるのであれば、過度に気にする必要はないでしょう。
一族経営ではあらゆる面でメリットとデメリットが生じる
一族経営のメリットは、長期志向の投資、意思決定の速さ、ブランド資産へのコミット、危機時の結束力などです。
デメリットは、ガバナンスが個人に集中しやすい、忖度文化が生まれるリスク、出世ラインの見えにくさ、異論の通りにくさ、組織の透明性の低さ、人事の硬直性、変革の際に既得権が抵抗要因になることです。
長期的に働ける! 自身の価値観と合うか調べておこう
リサーチの要は、社外取締役の比率、後継計画の透明性、指名、報酬委員会の機能、内部通報制度、若手提案制度の通り道です。OB訪問では「異論の扱い」「失敗の評価」「非一族役員の裁量」を確認しておきましょう。
とはいえ一概に悪いわけではなく、長期視点、忠誠心が強い人には特にフィットします。入社後は、個と組織の距離感を見極め、忖度でなく「敬意と事実」で提案する姿勢が大切です。価値観が合えば、長期で大きな仕事を任される余地があることを知っておきましょう。
こちらの記事では大企業で働くメリットを詳しく解説しています。入社前に留意すべき注意点も解説しているので、大企業への就職を目指している人はぜひ読んでみてください。
大企業と中小企業の違いは、次の記事で解説しています。それぞれのメリット・デメリットや対策方法についても説明しているので、自分にあった企業規模を確認したい人は参考にしてみましょう。
大企業は福利厚生が充実しているか? の質問にはこちらのQ&Aで回答しています。福利厚生を重視する人は併せて参考にしてみてください。
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