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リファレンスチェックはほぼ内定と考えて良いですか?

転職活動で、最終面接を控えている企業からリファレンスチェックの依頼がありました。

リファレンスチェックを求められるのは、内定を出すことを前提にしているからだとネットで見たのですが、これはほぼ内定が出ると考えても良いのでしょうか?

もし内定の可能性が高いなら、現職の退職交渉を進めておきたいのですが、まだ最終面接の結果が出ていないため、どう動くべきか悩んでいます。リファレンスチェックを求められた場合、どのような心持ちでいるべきなのか教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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油断禁物! 内定ではなくて「最終確認」のプロセスだと理解しよう

リファレンスチェックは選考が前向きな段階に入ったサインではありますが、「ほぼ確定」とまでは言い切れません。

これは、企業が候補者の経歴や仕事における行動特性、懸念点の有無などについて、第三者の客観的な視点から最終確認をおこなうプロセスだからです。

そのため、リファレンスチェックの依頼があった段階で退職交渉を始めるのは避け、必ず正式な内定通知書(書面)を受け取ってからにしましょう。

依頼する人に対しても誠実な対応が必須! 信頼を勝ち取ろう

円滑に進めるための準備としては、まず推薦者の選定が重要です。退職意向を伝えていない現職の上司には依頼しにくいため、前職の上司や同僚、あるいは直接の利害関係がない信頼できる先輩など、立場の異なる2~3名に事前に依頼しておくのが一般的です。

その際、面接で話した内容や自身の成果、アピールした点などを共有しておくと、推薦者も回答しやすくなり、本人の説明との間に著しい齟齬がでるのを防げます。

最も大切なのは、誠実な対応を心掛けることです。候補者本人が推薦者に回答内容を過度に操作するよう依頼したり、休職期間などの事実を隠すようお願いしたりするのは絶対に避けましょう。人事側は客観的な情報を求めており、誠実な姿勢が最終的な信頼につながります。

なお、最近は推薦者のメールアドレスにオンラインのアンケートツールが送付され、Web上で回答してもらう形式が主流です。

キャリアコンサルタント/勉強カフェ札幌大通スタジオ代表

渡邊 裕樹

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退職を伝えるのは早い! 可能性は高いが『確約』ではないと心得よう!

リファレンスチェックの依頼が来たのですね。それは選考が最終段階に進んでいる証拠であり、内定の可能性が非常に高いととらえていただいてかまいません。

しかし、それが「内定確定」を意味するわけではない、という点は冷静に理解しておく必要があります。

そもそもリファレンスチェックは、採用を最終決定して良いかを確認するためにおこなうものなので、このチェックの結果をもって内定が決まるのです。したがって、まだ正式な内定通知を受け取る前に、現在の職場へ退職の意向を伝えるのは絶対にやめましょう。

最後まで気を抜かず冷静に行動! 依頼する際は人選ミスに注意しよう

また、リファレンスチェックを現職の上司などにお願いすると、あなたが転職活動をしていることが現在の職場に伝わることになります。

もしそれが不都合な場合は、採用担当者にその旨を正直に相談し、前職の上司にお願いするなど、別の方法が取れないか確認してみるのが良いでしょう。

まずは焦らず、正式な内定通知を待ってから次の行動に移してください。

退職届を出すタイミングで迷っている人は、次の記事もチェックしておきましょう。退職届を提出する正しいタイミングや退職する際の注意点について解説しています。

転職を考えている人の中には、今の仕事を辞めてからにすべきか、働きながら転職活動すべきか悩んでいる人も多いことでしょう。以下の記事では、それぞれの転職活動の進め方を比較しながら解説しているので、働きながら転職するか悩んでいる人は参考にしてみてください。

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