Q

大学4年生
回答しない

留年がネックになり内定をもらえずつらいです。

就活を4年生になってから始めました。現在15社ほど受けていますが、まだ内定をもらえていません。

私は高校で2留、大学でも2留してしまい、現在自分よりいくつか年の離れた子に交じって新卒で就活をしています。

これが不利なのはわかっているのですが、もう7社ぐらい落ちていて、どうしたら良いかわかりません。

私は通信制の大学に通っており、留年したのは単位を取れなかったからです。留年して何をしたって訳でもなく、サークルにも入っておらず特に強みもありません。

面接では、高校と大学の留年について正直に話していますが、これが正しいのかもわかりません。特にアピールすることもなく、ただダメ人間と思われているかもしれません。

面接は慣れてきてると思います。学校のキャリアセンターの人には特に問題点を指摘されません。留年してることがもうそれだけでネックですが、それを上書きする長所がないことが問題だとしたら私はどうすれば良いでしょうか。

なんかもうこのまま選考の落選だけを重ねると思うとつらいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

谷所 健一郎

プロフィールを見る

まずは応募する企業について再考してみよう

これまで応募してきた企業について考えてみましょう。大手企業や上場企業にのみ応募している場合は、中堅企業や中小企業も応募することを考えるべきです。また、応募する業界についても再考してみる必要があるかもしれません。

現在応募している企業が15社では、少ないかもしれません。50社以上応募する学生もいるので、企業規模や業界を問わず積極的に応募しましょう。

たしかに高校2留、大学で2留が単位を取れなかったという理由だけでは、採用につながらないかもしれません。単位が取れなかった理由を認識したうえで、反省を踏まえて今後の姿勢を示す必要があります。

通信制の大学に通っていてアルバイトを経験しているならば、大学の留年はアルバイトに集中し過ぎたと伝えることもできるでしょう。たとえば飲食店でアルバイトをしていたならば、経験をウリにして飲食業界へ応募しても良いでしょう。

企業ごとに求める人材は異なるので1社ずつ対策を講じることも重要

留年したことを払拭できる長所がないと書いていますが、企業が求めている人材を想定したうえで、具体的なスキルや知識を強みとしてアピールすることを考えてください。多くの企業へ応募しても、仕事内容や求めている人材は異なるので、1社ずつ対策を講じて応募すべきです。

長所は自分の優れている点を伝えるだけですが、強みは応募企業で発揮できる能力をアピールしましょう。「自分には強みなんてない」とあきらめずに、しっかり求人情報を読んで、これまでの経験と照らし合わせてできることを考えてみましょう。

留年を払拭するためには、短期間で戦力になれることを具体的にアピールすることが大切です。

こちらの記事を見れば、自分の強みが見つかります。強みを見つけるための自己分析方法やアピールの仕方を解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

自分の長所、短所が見つけられないという人は、以下の記事も参考にしてください。見つけ方やアピール方法を解説しています。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

プロフィールを見る

大切なのは自分自身を「ダメな人間」と決めつけないこと

たしかに就活の過程は困難であり、特に留年の経験があるとそのハードルはさらに高く感じるかもしれません。しかし、まず大切なのは自分自身を「ダメ人間」と決めつけないことです。留年はあなたの全人格や能力を示すものではありません。

留年に関して正直に話すことは、誠実さを示すものとして評価されることもあります。しかしそれだけに焦点を当てるのではなく、自分の経験や学びをどのように今後のキャリアに活かしていくかを考えてそれを伝えることが重要です。

留年した期間に特別な活動をしていなくても、日常の中での学びや気付き、人間関係での経験など、自分の中での成長を感じる瞬間は必ずあったはずです。それを具体的なエピソードとして伝えることで、面接官にあなたの魅力や強みを理解してもらうことができます。

第三者に模擬面接をしてもらい新たな視点を得よう

キャリアセンターの意見も大切ですが、異なる視点からのフィードバックを得るためにも、第三者のキャリアコンサルタントや経験豊富な先輩、友人にも面接の模擬をしてもらうことをおすすめします。彼らからの意見やアドバイスは、新しい視点や気づきをもたらしてくれるかもしれません。

最後に、就活は自分自身を知って成長する絶好の機会です。落選はつらいですが、それを乗り越えたときの成長や自信は計り知れません。自分を信じて一歩一歩前進してください。あなたの可能性は無限大です。

「留年をどのように伝えたら良いの」と悩んでいる人は、以下のQ&Aもチェックしてください。キャリアアドバイザーが質問に回答しています。

以下のQ&Aでは大学2留したときの就活についてキャリアコンサルタントが回答しています。併せて確認してみてください。

就活で精神的に追い詰められてつらいと感じている人は、以下の記事もチェックしてみてください。

なかなか内定がもらえずにつらい思いをしている人はたくさんいます。以下のQ&Aのアドバイスも参考にしてみてください。

以下のQ&Aでは、アドバイザーが内定がもらえず絶望している人に向けてアドバイスをしています。

自己分析をするなら自己分析ツールが一番おすすめ!

自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「それ、強みって言えないよ」と思われたくない人も多いはず。

そんな時は「自己分析ツール」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。

無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。

自分の長所を分析するなら「自己分析ツール」がオススメ
診断スタート(無料)

こんな人に「自己分析ツール」はおすすめ!
・自分の強み・弱みが分からない人
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア