Q
その他
回答しない
MBTIの結果で、就活の選考を落とされることはありますか?
就職活動で企業のインターンや選考を受けているのですが、性格診断の一環でMBTI診断を導入している企業が増えていると聞きました。
私は「INFP(仲介者)」という診断結果が出ることが多いのですが、内向的で協調性が低いイメージを持たれそうで不安です。実際、MBTIによって不利になったり、選考に落ちたりすることはあるのでしょうか?
また、企業側はMBTIの結果でどのような点を見ているのでしょうか? もし面接などで聞かれた場合、どのように答えればマイナスな印象を与えずに済むか、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
結果単独での合否は稀! 参考情報ととらえよう
就職活動において、MBTIの結果だけで合否が決まることはほとんどありません。多くの企業では、面接などと合わせた総合的な人物理解のための「参考情報」として扱われます。
大切なのは、結果のラベルに一喜一憂するのではなく、それを自己分析のツールとして活用し、「自分の持つ傾向」と「それを補うための具体的な行動」をセットで語れるように準備しておくことです。
結果より一貫した行動が見られる! 具体的なイメージを共有しよう
たとえば、自身が内省的なタイプ(I)だとすれば、「深く考える傾向を、質の高い仮説立案や入念な準備に活かしています」と強みを語る一方で、「意思決定の際は、客観的なデータや第三者の意見を取り入れ、バランスを取るように意識しています」と弱みを補う工夫を伝える、といった形です。
ほかにも「意見が対立した際は合意形成のフレームを活用します」といった具体で語るのも良いでしょう。
このように話すことで、あなたが自分を客観視し、主体的に行動できる人材であることを示すことができます。
重要なのは“結果そのものより一貫した行動”です。性格検査はあなたの価値を決めるものではありません。
合否に直接的な影響はない! あなたの人柄を知る目的がある
MBTIのような適性検査の結果そのものが、直接の不合格理由になることは基本的にないと考えていただいて大丈夫です。
企業がこれらのツールを導入する目的は、応募者がどのような人で、自身の強みや弱みを客観的に理解できているかなどを知るための参考資料にするためです。
また、入社後の配属先を検討する際や、組織全体の人的バランスを考えるために活用されることもあります。結果の良し悪しで判断するためのものではないのです。
問われているのは自己分析力! 結果を自分の言葉で伝えられるようにしておこう
面接で診断結果について質問されることもありますが、それは結果そのものではなく、あなたがその結果をどうとらえているか、自己分析にどう活かしているかを知るためです。
診断結果を鵜呑みにせず、「この結果のこういう点は自分に合っていると思うが、こういう点は少し違う」というように、客観的に自己を語る材料として活用しましょう。
もし弱みととらえられる結果が出た場合は、それを補うために日頃から意識していることなどを話せると、より深い自己分析ができていると評価されます。
こちらの記事では適性検査の種類や高得点を狙う秘訣について解説しています。適性検査を控えている人は、ぜひチェックしてみてください。
適性検査で落ちる確率が気になる人は、次の記事もぜひ読んでみてください。適性検査の実態や落ちないための事前対策を解説しています。
次のQ&Aでも性格検査で落ちる確率について、キャリアコンサルタントが回答しています。併せて確認してみましょう。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる人は多いはず。
そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人