Q
大学2年生
女性
就活と恋愛の両立はうまくいかないというのは本当ですか?
そろそろ就活を始めようと思っている大学2年生です。少し前から付き合っている恋人がいるのですが、先日、ネットサーフィンをしていると、就活を始めてから恋愛がうまくいかなくなったという人たちのつぶやきをいくつか見つけました。
恋人は同級生でお互いにもうすぐ就活を控えているので、このまま就活を始めてしまったら、自分たちの関係もうまくいかなくなるのではと不安です。
就活が始まり、それが思うようにいかなかった場合、恋愛までうまくいかなくなるのはよくあることなのでしょうか? 就活のストレスと恋愛のバランスを両立させるためには、どうすれば良いのか、ぜひ人生の先輩方からのアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
両立は可能! 就活が始まる前に期待値の擦り合わせをしておこう
就職活動と恋愛の両立は、十分に可能です。成功の鍵は、お互いの「期待値」を事前にすり合わせておくことです。
たとえば、エントリーシート(ES)の締切や面接が集中する繁忙期には、連絡の返信が遅れる可能性があることを共有しておく、週に一度の電話や月に一度のデートの時間をあらかじめ確保しておく、「深夜の連絡を強要しない」「他人の進捗と比較したり詮索したりしない」といったNG行動について合意しておく、といったルールを決めておくと、お互いに気持ちが揺れにくくなります。
相手を心の支えにして就活の質を高めよう!
もし、就職活動のなかで気持ちが不安定になったら、その感情と、何が起きたのかという事実を分けて相手に伝えると、相手も状況を受け止めやすくなります。SNSでの他人との比較に疲れたら、意識的に距離を置くことも大切です。
二人の関係が精神的な支えになるように設計できれば、むしろ就職活動の質も上がります。恋愛を、就職活動を頑張るためのエネルギーに変え、共に納得できる未来を築いていけるよう応援しています。
両立が不可能なわけではない! お互いの理解と支え合う工夫が必要
就職活動と恋愛の両立はうまくいかない、という話を聞くと不安になりますよね。確かに、就職活動中は両立が難しくなる側面があります。
まず、説明会や面接、ES作成などに多くの時間とエネルギーを費やすため、必然的にデートの時間が減ったり、連絡が取りづらくなったりするでしょう。
また、選考結果に一喜一憂するなど、精神的に不安定になりやすい時期でもあります。そのため、つい相手に当たってしまったり、逆に相手の就職活動が順調だと、焦りや嫉妬を感じてしまったりすることもあるかもしれません。
さらに、就職活動は将来の働き方や勤務地を決める重要なプロセスですから、お互いの進路によっては遠距離恋愛になる可能性や、転勤の多い職種に就くことへの不安などが、関係に影を落とすことも考えられるでしょう。
長期的な視点で向き合っていくことが絆を深めるきっかけになる
しかし、だからといって、就職活動と恋愛の両立が不可能というわけでは決してありません。実際に、この大変な時期を乗り越えて絆を深めるカップルもたくさんいます。
両立させるための鍵は、お互いの状況を理解して支え合う工夫をすることです。
まず、「今は二人とも就職活動が最優先」という共通認識を持ち、お互いが忙しいことを理解し合いましょう。「就活が終わったら、またゆっくり時間を作ろうね」と、長期的な視点を持つことも大切です。
また、忙しい中でも、LINEや短い電話などでこまめにコミュニケーションを取り、お互いの状況を気遣うようにしましょう。ESを見せ合ったり、面接のアドバイスをし合ったりと、就職活動の「戦友」として情報共有し、協力し合うのも良い関係を築く助けになります。
何よりも、お互いが人生の大きな岐路に立ち、大変な時期を過ごしているのですから、互いを励まし、応援し合える関係性を築くことが理想的です。この困難な時期を共に乗り越える経験は、きっと二人の絆をより一層強いものにしてくれるはずですよ。
次のQ&Aでは、彼女と就活の両立がうまくいかない相談者に向けて、キャリアコンサルタントがアドバイスをしています。併せて参考にしてみてください。
「就活中に恋愛しても良いのか」という質問には、次のQ&Aで回答しています。就活と恋愛の両立が気になる人はチェックしてみてください。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
自分の弱みはわかっていても、強みは思いつかないものですよね。「これ、本当に強みって言えるのかな?」と悩んでいる人は多いはず。
そんな時は「My Analytics」を活用しましょう。このツールを使えば簡単な質問に答えていくだけで、あなたの強み・弱みが簡単にわかります。
無料で使えるので、自分の強みを確かめたい人は今すぐ診断しましょう。
自分の長所を分析するなら「My Analytics」がオススメ
今すぐあなたの強みを診断する【無料】
・自己PRや志望動機に使える長所を知りたい人
・自分にあった仕事を知りたい人






