Q

大学3年生
女性

就活でパンプスを履かないといけないのは、おかしいですよね?

就職活動を始めたばかりの学生です。私は、スーツにパンプスを合わせなければいけないということに対して、正直違和感を覚えています。

長距離を歩く説明会や慣れない場所での移動も多く、足が痛くなりますし、そもそもどうして女性だというだけでヒールのあるパンプスを履かなければいけないのか、納得できていません。

同じ学年の男友達も、夏でもネクタイを付けなければいけないことがしんどいと言っていましたが、こうした就活の服装について、個人の判断で柔軟に対応するのはタブーなのでしょうか? 皆さんはどうお考えですか?

周囲の友人も当たり前のようにパンプスを履いているみたいですが、ヒールのない靴を履くのはなぜだめなのか教えていただきたいです。

就活でパンプスを履きたくない場合、どうすれば良いのかもぜひアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

柴田 登子

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無理しなくてもOK! パンプス以外の選択肢も存在する

就職活動で女性がパンプスを履くことが当然とされている風潮に、「おかしいのでは?」と感じる気持ち、よくわかります。時代の変化とともに、働き方や服装に関する考え方も多様化していますよね。

現状として、日本の就職活動の場では、スーツに黒のシンプルなパンプス(一般的には3〜5cm程度のヒール)を合わせるのが、最もフォーマルで無難なスタイルとされています。

これは長年の慣習や、フォーマルな場での統一感を重視する考え方から、いまだにそうした認識が根強く残っているのが事実です。

大切なのは靴の種類ではなく清潔感のある身だしなみ!

しかし、近年は必ずしも高いヒールである必要はなく、自身の足に負担の少ない選択をする人も増えています。たとえば、ヒールが1〜3cm程度の低いパンプスや、安定感のある太めのヒールのパンプスを選ぶのも良いでしょう。

特にパンツスーツであれば、足元が目立ちにくいため、こうしたローヒールでも比較的違和感なく合わせやすいです。

ローファーも選択肢には入りますが、デザインによってはカジュアルな印象を与えやすいため、選ぶ際は装飾が少なくシンプルなもの、色は黒や濃茶など、TPOを意識することが重要となります。

最も大切なのは、靴の種類そのものにこだわりすぎることよりも、全体の清潔感があり、手入れが行き届いていて、ビジネスシーンにふさわしいTPOをわきまえた身だしなみであることです。自身の足に負担が少なく、かつ清潔感がありフォーマルな場に適した靴を選ぶことを心掛けてくださいね。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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パンプスは必須じゃない! フラットシューズでもOK

就職活動でパンプスを履くことは「必須ではありません」が、現状の日本のビジネスシーンの慣習として、3〜5cm程度のヒールがある黒のプレーンパンプスが最も無難でフォーマルな選択とされているのは事実です。

しかし、もしヒールに強い抵抗があったり、足が痛くなったりする場合は、無理をする必要はありません。ローファーやフラットシューズでも、「黒色で装飾がなくシンプルなデザイン」「つま先が尖りすぎていない(ラウンドトゥなど)」「光る素材や飾りがついていない」「歩くときにかかとが脱げない」といった条件を満たしていれば、多くの企業で許容されます。

特にIT業界やクリエイティブ業界など、比較的服装の自由度が高い分野では問題ないことが多いでしょう。また、現実的な対策として、移動中は歩きやすいフラットシューズなどを履き、面接会場の近くでパンプスに履き替えるという方法も有効です。

痛くならない対策を! 無理せず事前に相談することも検討しよう

靴擦れなどの痛み対策としては、事前に中敷きや踵パッドでフィット感を調整したり、絆創膏を携帯したり、そもそも自分の足に合ったサイズ・ワイズ(幅)の靴を選ぶことが非常に重要です。

もし、健康上の理由などでどうしてもパンプスが履けない場合は、選考の前に正直に企業へメールなどで相談してみるのも一つの方法でしょう。

服装はあくまで評価の一要素ですので、過度に心配しすぎず、自身の状況に合わせて最適な選択をしてくださいね。

パンプスだけでなく面接の場において、服装は第一印象を左右する大切なモノです。こちらの記事では、面接時の服装のマナーについて解説しています。

パンプス代や面接に向かうための交通費など就活にはお金がかかります。この記事では就活にかかる総費用やその内訳を解説しています。

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