Q
大学3年生
女性
面接でネイルは隠すべきですか?
就活がこれから始まる学生です。
普段からネイルをしているのですが、面接でネイルをしていると派手な印象を残してしまうのではないかと気になっています。
落ち着いた色味のものにしていますが、それでも面接官の方に悪い印象を持たれないか不安です。
面接のためにオフしたほうが良いのか、それとも色味を抑えていれば問題ないのか、判断に迷っています。もし、面接官の方がネイルを見ていた場合、どのような点をチェックしているのでしょうか?
面接時の身だしなみとして、ネイルはどうするのが正解なのか、アドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
意外と見られている! ネイルをする場合は控えめなデザインで
基本的な考え方は「相手に不快感や違和感を与えないこと」です。
受付で書類を受け取るときや、自己紹介で手の動きがあるときに自然と視界に入るため、思っている以上に手元は注目されやすいでしょう。
手や指先が整っていれば、それだけで丁寧さや誠実さを感じさせることができます。
絶対にネイルが禁止というわけではありませんが、企業によっては保守的な価値観を持つ採用担当者も少なくなく、「ネイル=派手・ビジネスシーンにそぐわない」という先入観をもたれるリスクがあるでしょう。
面接では自分らしさより相手への配慮で誠意を伝えよう!
美容やアパレルなど、感性やおしゃれへの関心が評価される業界でも濃い色やデザイン性の強いものは避け、透明や薄いピンク、ベージュなど自然に見える色にとどめることが望ましいです。
結論としては、業界・企業文化によって許容度は異なるものの、総合的には控えめにするのが安全策と言えます。
大切なのは「自分らしさ」よりも「相手にどう見えるか」です。面接は短時間で評価が下される場ですから、少しでもマイナスになる可能性を排除する選択が賢明でしょう。
身だしなみの細部に配慮することが、真剣さや誠意を伝えることにつながりますよ。
企業の風土を見極めてTPOに合わせた判断をしよう!
結論から言うと、ネイルをして良いかどうかは、応募する企業や業界によってケースバイケースです。
一般的な企業、特に金融機関や公務員といった堅めの職場では、派手なネイルは好まれない傾向にあります。しかし、ファッション業界や美容業界など、個人のセンスが重視される分野や、社風として「ネイル可」とされている職場であれば、TPOに合わせたセンスの良いネイルは、むしろあなたの個性を表現するものとして評価される可能性もあるのです。
ただ、ネイルをするべきか迷うくらいの企業であれば、色味を落とすか、最初からネイルをつけないほうが無難でしょう。
働く自分の姿を想像! 先輩社員を参考にするのもあり
大前提として、ネイルをすることでその会社の業務、特にあなたが志望している職種の業務に支障をきたすことが予想される場合は、ネイルをせずに面接に向かってください。「希望する会社に就職した後のあなたの姿」を想像してみることが大事です。
逆に、ネイルをしていることが、その会社の顧客や同僚に対して良い印象を与えると自信を持って言えるのであれば、会社の雰囲気に合わせた上品なネイルを選ぶと良いでしょう。
最も参考になるのは、実際にその会社で働いている女性が、現場でどのようなネイルをしているかです。機会があればしっかりと観察し、それに近いネイルにしてみてください。
面接の服装に迷う人は、こちらの記事を参考にしてみてください。ネイルだけでなく、服装全般に気を配りましょう。
ネイルに興味のある人は、美容関係の仕事を探してみることもおすすめです。この記事では、美容関連の仕事を解説しています。
こちらのQ&Aでは、メイクをせずに就活ができるのかという質問にアドバイザーが答えています。
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