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転職の適性検査がボロボロでも内定をもらえたのはなぜですか?
転職活動中です。志望度の高い企業から内定をいただいたのですが、実はその企業の適性検査がかなりボロボロでした。
SPIのような性格検査と能力検査の両方を受けたのですが、能力検査は時間切れでほとんど解けず、性格検査も企業が求める人物像を意識しすぎて矛盾した回答をしてしまったかもしれません。
「これは落ちたな」と思っていたので、内定の連絡が来た時は驚きと同時に不安を感じました。
適性検査の結果がひどくても内定が出るのは、何か裏があるのでしょうか? それとも面接の結果がよほど良かったということか知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
適性検査は参考情報! 面接での高評価が内定の決め手
適性検査の出来が芳しくなくても、内定が出るのは珍しいことではありませんよ。
多くの企業が最も重視するのは、面接で確認できる人柄・経験・職務適性であり、適性検査はあくまで補足的な評価材料に過ぎない場合が多いからです。
まず、能力検査(SPIの言語・非言語など)は合否の足切りとして使われるケースもありますが、基準さえ満たしていれば、細かい点数差は重視されないでしょう。
また、性格検査は「一貫性」や「極端な傾向」を見るのが主目的であり、多少の矛盾や企業像を意識した回答が、大きな減点にはならないことが多いです。
面接での評価に自信を持とう! 入社後の心配は不要
内定が出たということは、面接での評価が高く「一緒に働きたい人材」と判断された可能性が大きいと考えられます。職務経験や熱意、コミュニケーション力が、企業のニーズに合っていた結果でしょう。
入社後に適性がないと判断されるのでは、という心配も過度に持つ必要はありません。多くの企業は、入社後に研修やOJTを通してスキルを育てる前提で採用しています。
気になる場合は、入社前に仕事内容や期待される役割を確認しておくと安心ですよ。今回の内定は「面接であなたの価値をきちんと評価した結果」なのです。
適性検査が完璧でなくても、総合的に見て会社が必要とする人物だと判断されたことを自信につなげてくださいね。
企業は適性検査の結果よりも面接での評価に重きをおいている!
適性検査の結果が芳しくなくても内定が出たのは、決して裏があるわけではなく、面接での評価が能力検査の結果をはるかに凌駕したからです。
内定は、あなたの総合的な職務適性にもとづいて下された、企業からの信頼の証だと自信を持ってください。
企業にとって適性検査は選考の主要な決定要因ではなく、補足的な判断材料に過ぎません。能力検査は絞り込みラインの突破が目的であり、性格検査は極端なリスク傾向のスクリーニングが主目的です。
転職では、面接で確認できたあなたの「即戦力性」「専門スキル」「入社意欲」といった未来の活躍の可能性が、過去の能力スコアよりも優先されます。
あなたの強みが評価された証! 自信を持って入社準備を進めよう
あなたの場合、面接で高く評価された要素として、まず前職での実績や専門スキルが能力検査のスコアを上回る価値を持っていたことが考えられます。
それに加えて、面接で伝わった本気度やコミュニケーション能力、社風とのマッチングといった人柄の部分が、能力検査の多少の低さを十分にカバーしたのでしょう。
企業はあなたの強み・弱みを理解したうえで採用しています。入社後の不安を感じる必要はありません。
面接で評価されたあなたの長所を存分に発揮し、自信を持って入社への準備を進めてください。
そもそも適性検査とはどのようなものなのか気になる人は、こちらの記事をチェックしてください。
適性検査で落ちる確率と理由が知りたい人はこちらの記事も参考になります。適性検査の実態や落ちないための事前対策を解説しています。
こちらのQ&Aでは、SPIの結果が良くなかった場合についてアドバイザーが解説しています。
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