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調理師の具体的な仕事内容を教えてください
調理師の仕事内容が気になっています。
調理師の仕事内容は調理だけではなく、食器洗いをすることもあると聞いたことがあります。また、保育園やホテル・病院・結構式場など調理師が活躍できる現場はたくさんあると思うのですが、現場によって仕事内容はどのように異なるのでしょうか?
調理師の仕事内容だけでなく、調理師を目指すうえで知っておくべきことなどがあれば併せて教えてほしいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
実は調理師免許を持っていなくても調理師の仕事ができる
まず「調理師」というのは資格名です。そして調理師免許がなくても飲食店にて調理の仕事をすることはできます。
では調理師免許を持っているメリットは何かというと「調理師と名乗れる」ということと、求人などで調理師免許があると有利になるケースがあるということです。このように資格を持っている人しか名乗れない資格を「名称独占資格」といいます。
つまり、「調理師」と名乗らなければ名称独占資格である調理師免許を保有していなくても調理師と同様の仕事ができるのです。しかし、応募の幅を広げるために調理師資格を取得しておくのはありかと思います。
職場によっては調理以外の仕事も発生し得る
調理師免許保持者として採用された場合はもちろん調理の仕事に携わることがメインとなるでしょう。一方で、職場によってさまざまな仕事が発生するものだということを想定しておきましょう。
たとえば個人の飲食店であれば調理以外にも皿洗い、店内清掃、注文などの接客、レジ対応、在庫管理などもあるかもしれません。質問者さんが書かれているように保育園、ホテル、病院、結婚式場など規模が大きくなれば、調理場での仕事がメインとなる可能性が高いです。
その中でも皿洗いや調理場清掃などはあるでしょう。
自分にそのような職業が合っているのかどうか気になるのであれば、一度アルバイトやインターンで働いてみるのもおすすめです。そのうえで自分の想像と合っているのであれば本格的に調理師として採用してくれるところで就職活動をスタートさせてみてはいかがでしょうか。
調理師の仕事は主に5つ
調理師の基本的な仕事内容は以下の通りです。
①食材の仕入れと下処理:食材の仕入れ、選別、下処理(洗う、切る、下茹でなど)
②メニュー開発とレシピ作成:顧客のニーズや季節に応じたメニューの開発
③調理:レシピに基づいた料理の調理
④盛り付けと提供:料理の美しい盛り付けと提供
⑤衛生管理と清掃:厨房の衛生管理と清掃作業
現場によって顧客・特色が異なる
【保育園・学校】
栄養バランスの考慮:子どもたちの成長に必要な栄養バランスを考えたメニュー作り
アレルギー対応:特定の食材に対するアレルギーを持つ子どもへの対応
大量調理:多くの子どもたちへの給食提供
【ホテル・レストラン】
高度な技術と創造性:独創的なメニュー開発や高度な調理技術
サービスの質:顧客に高い満足度を提供するためのサービス意識
多様な料理スタイル:国際的な料理や特定の料理スタイルへの対応
【病院】
栄養管理の重視:患者の健康状態や治療に合わせた食事の提供
衛生管理の徹底:感染症の予防としての厳格な衛生管理
食事療法の対応:糖尿病や高血圧など、特定の疾患に合わせたさまざまな食事療法
【結婚式場】
特別なメニューの提供:記念すべき日のための特別な料理
大人数への対応:結婚式に招待された多数のゲストへの料理提供
演出性の高い料理:見た目も美しく、特別感のある料理
調理師を目指すうえで、基本的な調理技術や食材知識を身に付けることが重要です。また、現場に応じた実践経験を積むこと、食の安全を守るための衛生管理の知識、さらにはチームで働くためのコミュニケーション能力も必要とされることがあるでしょう。
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