Q
大学4年生
男性
就活でメンタルがボロボロです。どう乗り越えれば良いでしょうか……。
現在、就職活動中の大学4年生です。就活のせいでメンタルがボロボロで、どうしたら良いかわかりません。
何社もエントリーして面接を受けても、来るのはお祈りメールばかり……。周りの友達はどんどん内定をもらっていて、SNSを開くたびに焦りと劣等感で胸が苦しいです。
最初は頑張ろうと思っていた気持ちもだんだん薄れてきて、「自分は社会から必要とされていないんじゃないか」とさえ感じています。
そのせいからか、夜もよく眠れず、何をしていても就活のことで頭がいっぱい。正直、もう限界です。
こんなボロボロのメンタルで、どうやって就活を乗り越えれば良いのでしょうか? 気持ちの切り替え方や、今からでもできる対策があれば、具体的なアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
今までの視点から離れ、企業選びのやり方を変えよう
客観的に言えることは、社会全体では労働人口は不足している、ということです。
あなたはまだ若いと思うので、大局的に見れば、健康である限り仕事がないということは基本的に考えにくいです。まず、そこから2つのことをお伝えします。
行ける会社は1つだけ! 焦らずに決めよう
1つ目は、就活は「ゴール」ではないということです。
大学4年生とのことなので、卒業までに就職先が決まれば良いのです。就活の過程でいくつ内定を取っても、どれだけ早く内定を取っても関係ありません。
行ける会社は1つです。焦らず「卒業」というタイムリミットまでに決めれば良いと考えてください。
他人と比較することも無意味です。就活で悩んで落ち込んで動けなくなったり、心の健康を損なってしまうほうがよほど問題であることに気づいてください。
元気でいることが最大の将来への保障です。
心をすり減らさず戦える環境に切り替える意識が大切になる
2つ目は、企業選びや準備段階で何かを間違えている可能性が高いということです。
あなた自身に問題がないと仮定すると、このような人手不足の状態でそれほどうまくいかないことはほとんどありません。
よくあるのは、大手ばかり受けていて中小企業はまったく見ていないためにうまくいかないケースです。
あるいは、業種や職種に過度にこだわって志望先を絞りすぎていてうまくいかないことも考えられます。
眠れないほど悩んでいるならば、変えることにも抵抗は少ないはずです。あなたに問題があるのではなく、やり方に問題があると仮定しましょう。
これまでのやり方を見直して、違うやり方を試してみてください。
「心の回復」を最優先して就活から距離を置こう
周囲の成功や不採用通知の連続は、誰でも自信を失い、精神的に追い詰められる原因になります。
しかし、限界を感じている今こそ、立ち止まって自分を立て直すことを最優先にしましょう。ボロボロの状態で無理をしても、良い結果にはつながりません。
身体のSOSを見逃さないで! 好きなことを楽しもう
まず、就職活動から意識的に離れる時間を確保してください。
夜眠れないほど追い詰められているのは、心身がSOSを出している証拠です。
完璧を求めず、週に1日や半日でも就活を一切おこなわない時間を設け、好きなことやリラックスできることに没頭しましょう。
罪悪感を覚える必要はありません。これは次の行動へのエネルギーチャージです。
SNSを見るのも控え、就活関連の情報から距離を置いてみてください。他者との比較による焦りを軽減できます。
量より質を意識した就活で、自分の未来を見つめよう
また、数をこなすことに疲れたなら、エントリー数を減らし、集中して準備の質を高めることがおすすめです。
「なぜこの会社なのか」を深く掘り下げましょう。
これまでの不採用を失敗ではなく、次への学びとして整理します。面接での課題を自己分析し、話し方や内容を改善する具体的行動へつなげてください。
さらに、大学のキャリアセンターや就職エージェントなどのサポートを活用しましょう。客観的な視点から助言を受けることで、自分では気づけなかった強みが見えてくるはずです。
あなたの価値は、就活の結果では決まらない
「社会から必要とされていない」と感じるのは、不採用の結果を過剰に自分と結びつけてしまっているだけです。
あなたの価値は、内定の数では決まりません。
私が以前サポートした学生も、年が明けてからようやく内定を得ましたが、今では優秀な営業成績を上げています。
焦らず、まずは心と体を休ませること。これが、今の苦しさを抜け出す第一歩です。
以下の記事ではメンタルが弱いと感じる人に向いている仕事を解説しています。また、メンタルが弱い人でも納得のいくキャリアを描く方法についても解説しています。
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