Q
大学3年生
女性
アイドルのプロデューサーを仕事にするためには、どうしたら良いですか?
将来、アイドルのプロデューサーとして、新しいグループを作りたいと考えています。
ただ、どうすればプロデューサーになれるのかがわかりません。
ネットで調べても、具体的ななり方やキャリアパスがあまり出てこず、何から始めれば良いのかわからず焦っています。
特別なスキルや資格が必要なのでしょうか? もしくはコネなどが必要なのでしょうか?
実際、プロデューサーという仕事だけで、生活をしていけるのかも気になります。
今からできる準備や、目指すうえでの心構えなど、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
まずは自分で動く! 呼びかけや配信で行動を起こそう
一番わかりやすいのは芸能事務所に所属することですが、プロデューサーになれるかは実力次第です。
ただ、本気でやりたいなら、今すぐ自分で始めてみることをおすすめします。たとえば、SNSで「アイドルになりたい人はいませんか」と呼びかけて人を集め、自分でプロデュース活動をしてみるのです。
また、自分でアカウントを作って動画配信をするなど、実際に行動することで、何が必要でどこが難しいのかが肌でわかります。それができる時代なのです。
人脈がカギ! アルバイトを通して情報収集してみよう
この仕事に特別な資格はいりませんが、人を集めるスキルや営業力は不可欠です。
さらに、カメラマンやメイクさんといった専門職の人たちとの人脈も欠かせません。この業界はとても狭いコミュニティなので、いかにつながりを作るかが重要になります。
今からできることとして、ライブハウスでのアルバイトを提案します。照明さんや音響さんなど、業界関係者と直接つながり、リアルな情報を得られる貴重な機会になるでしょう。
エンタメ業界の経験が必要! 具体的な役職を目指そう
アイドルのプロデューサーを仕事にするためには、まずエンターテインメント業界の会社で経験を積み、ディレクターなどの下積み経験を経てから、プロデューサーやアシスタントプロデューサーを目指すのが一般的な方法です。
入口はいくつかありますが、以下のいずれかが現実的です。
①芸能・音楽・映像プロダクションに就職し、制作進行・宣伝から実績を積む
②レーベル/マネジメントでA&Rや宣伝を担当する
③イベント会社でライブ制作経験を重ねる
集客と収益化の実績を積む! やり抜く姿勢を持とう
今からできる準備としては、まずは小規模な現場で「集客と収益」を作る経験を得てください。
学生のうちはSNS運営、撮影編集、ライブ企画、マーチ制作などを個人で回し、実績をポートフォリオ化しておくことがおすすめです。
必須資格はありませんが、著作権・契約・労務管理の基礎、広告運用とデータ分析の素養は大きな差になりますし、ファンマーケティングへの造詣なども仕事にプラスになります。
また、素養としては最後までやり抜く強いメンタルと向上心が求められる職種でもあるため、自身の取り組みのなかで「やり抜く」ことを意識するだけでも、夢に一歩近づきます。
次の記事では、芸能関係の仕事に転職する方法や必要なスキルについて解説しています。アイドルのプロデューサーになりたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
テレビ業界に興味がある人は、こちらの記事もチェックしてみてください。テレビ局への就職を有利にする方法について解説しています。
以下の記事でも芸能関係の仕事に就くための方法をキャリアコンサルタントがアドバイスしています。併せて確認してみましょう。
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