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「自己PR」と「学生時代頑張ったこと」の違いがわかりません。
エントリーシートを作成するとき、自己PRとガクチカの内容がかぶってしまいそうなのですが、この2つの違いって何なのでしょうか?
ちなみにこの2つで企業はどこを見ていますか?エピソードは被ってしまっても良いのでしょうか?
自己PRとガクチカを差別化して魅力的に書く方法も教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
自己PRとガクチカの内容が被っても役割を把握して書き分けよう
自己PRとガクチカの内容は全く別物ではなく、自分自身の魅力を企業に伝えるためのものなので内容が被ってしまうのは当然です。ただしそれぞれ役割がありますから、それを理解して効果的に使いましょう。
まず大まかなイメージとして、自己PRは自分の強み・長所を抽象化して伝えるもので、ガクチカは自己PRで表現した強み・長所の根拠となるエピソードや具体例を表すものです。
自己PRとガクチカで言いたいことにつながりを持たせることが大切
簡略化した例をあげると、自己PRを「私の強みは目標を最後までやり遂げる粘り強さです」と書いたとしましょう。
ガクチカでは自己PRとのつながりを意識して「学生時代に力を入れたことは部活動です。1年時に必ず目標タイムをクリアすると決めました。途中で伸び悩む時期があり、諦めそうになりましたが、できると信じて練習を続け、引退前に達成することができました」のように書くわけです。
そうすることで、自己PRとガクチカに書いてあることは別々ですが、言いたいことにつながりが生まれ効果的な内容になります。
企業が見ているポイントを自己PRとガクチカそれぞれで解説すると、自己PRは就活生の強み・長所・人柄・論理的文章力などで、ガクチカは人柄の部分を見る意識がより強くなります。ガクチカは行動ベースで書かれていて「どういう人か」というのが具体的に伝わりやすいからです。
自己PRとガクチカはピックアップするポイントが違う
まずは自己PRとガクチカの違いからご説明しますね。
自己PRは、自分の強みや長所など、性格・性質の中でもアピールしたいポイントを記載します。ガクチカは、学生時代の経験をピックアップして、力を入れたことを主軸に、自分がどう物事に取り組むのかを伝えるものです。
こう書くと、二つには似ているようで違うことがわかると思います。
自分の何を伝えるかでエピソードを使い分けよう
自己PRやガクチカから、企業側は「学生のパーソナリティ」を知り、自社にマッチする人柄か、活躍できる人材化を見極めたいという意図があるわけです。そのため、検討材料は適度に多い方がよく、自己PRとガクチカは一般的には同じ内容ではない方が良いといわれています。
それ以外にも、同じ内容なら「4年間何を学び、何を感じたのか」がしっかりと自己分析できていないのでは?と思われてしまう可能性があるため、なるべくこの二つは違う内容にしましょう。
自己PRでは自分の性格がより伝わるエピソードを、ガクチカでは学生時代に特に力を入れた内容を考えてみると、差別化できると思います。
どちらも記載する際は、エピソードを簡潔にし、自己PRではどういう性格なのか、ガクチカは何を学び就職後にどう活用したいのかまで落とし込んで記載すると、相手に伝わりやすい魅力的な文章になりますよ。
ガクチカは、就活生のほとんどが準備する項目だからこそ、他の人と差をつけるにはコツが必要です。下記では魅力的なガクチカの書き方をキャリアコンサルタントとともに解説しているため、参考にして、自分だけの人事を惹きつけるガクチカを完成させましょう。
ここでのキャリアコンサルタントからのアドバイスを読んで、さらに具体的に自己PRとガクチカの違いを知りたいという人は、以下の記事で例文を使って相違点をわかりやすく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
ガクチカと自己PRの違い以前に「ガクチカがない……」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そんな人は以下の記事を参考にして自分だけのガクチカを見つけてくださいね。
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