Q
大学4年生
女性
内々定の辞退を電話でするのが怖いです。
先日、第一志望の企業から内定をいただき、先に内々定をもらっていた企業を辞退することになりました。
辞退の連絡は電話でしなければならないのですが、採用担当の方に何と言われるかと思うと怖くて、なかなか電話をかけられずにいます。
どのように話を切り出し、理由を伝え、謝罪すれば失礼にあたらないでしょうか? できれば、電話で使える具体的な例文や、話すときの心構えなどがあれば教えていただきたいです。
担当の方を不快にさせず、円満に辞退をするにはどうすれば良いか教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
怖いけど勇気を出して伝えよう! 早めの連絡がマナー
質問者さんの気持ちは理解できます。
企業の方も人間ですから、自分たちが出した内定が覆ることに、良い気持ちにならないのは想像できます。そのため、学生に対して嫌味やネガティブなことを言う人がいるのではないかと心配されるのでしょう。
しかし、本来は、学生に対してそのようなことを言わないのが企業側のマナーです。
一番避けたいのは、ずるずると引き延ばしてしまうことです。
たとえば、入社式や内定式の直前など、どんどん期限が迫る状況のなかで辞退を伝えると、企業側は採用活動を再度おこなわなければなりません。
それが結果として大きな迷惑をかけてしまい、かえっていろいろなことを言われてしまう可能性があります。
ですから、辞退を決めたら、怖いという気持ちはあると思いますが、勇気を持って早めに伝えるべきです。辞退を引きずると、かえって迷惑をかけることになります。
感謝と謝罪を誠実に! 例文を参考にしよう
辞退の切り出しとしては、「誠に恐縮ですが、内定を辞退させていただきたく、申し上げます」と伝えると良いでしょう。
「御社から内定をいただいたことは大変ありがたく、大変光栄なのですが、他社の内定を承諾することにいたしました」といった言い方をおすすめします。
「お時間を割いて内定を出してくださったにもかかわらず、辞退の申し出をすることになり、申し訳ございません」といった謝罪の言葉を添えましょう。
その際、「どこの会社にしたんですか」などと聞かれるケースもあるかもしれませんが、それについては答える必要はありませんのでご安心ください。
内々定辞退の電話は早く・短く・誠実に伝えよう
第一志望の企業への内定、おめでとうございます。一方で、内々定の辞退を電話で伝えるのは怖いですよね。
ですが、先延ばしにしても良いことはまったくありません。連絡は「早く・短く・誠実に」が基本です。
採用側は次候補への連絡や調整が必要なので、決めたら当日~翌営業日には電話します。言いにくさはまったくなくせるわけではありませんが、以下の「型」で減らせます。
怖いときは型を使おう! 理由は簡潔で大丈夫
・冒頭の型: 「採用ご担当の〇〇様でいらっしゃいますか。内々定のご連絡をいただいている、◯◯大学の◯◯です。
今、少しお時間よろしいでしょうか。本日は、内々定の件でお詫びとご連絡がありお電話しました」
・理由は簡潔に:「他社で担当領域がより一致したため、内定を承諾し進路を決定しました。/家庭の事情で勤務地の制約が確定してしまいました」
・締め:「貴重な機会をいただいたのに、このような結果となり申し訳ございません。書類返送や連絡先の削除など必要なお手続きがあればご指示ください。メールでも改めてお送りします」
「理由を詳しく」といった質問には「重ねての説明は差し控えますが、志望軸に照らして決定しました」といった説明で十分です。多くを語る必要はありません。
通話後は「改めて選考へのお礼+辞退の確定連絡」のメールを当日中に送ると丁寧です。
面接本番前の方へ
39点以下は要注意!面接力を診断してください
内定獲得のためには、面接での印象が大きなポイントとなります。あなたは自分の面接に自信を持っていますか?
少しでも不安に感じる人はたった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」を活用しましょう。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になります。
もし39点以下だった場合は要注意です。今すぐ診断で面接力をアップし、就職で失敗する可能性をグッと下げましょう。
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人





