Q

大学3年生
男性

TOEFLは就活で何点からアピールになりますか?

TOEFLは留学に強い試験だと聞きますが、日本の新卒就職活動においても、TOEICのように評価の対象になるのでしょうか?

TOEFLは難易度が高いので、TOEICの高得点(800点以上など)がないかわりに、TOEFLのスコアをアピールしたいと考えています。

具体的に、何点以上であれば企業の採用担当者に「英語ができる」と評価してもらえる目安になりますか? また、外資系企業や海外とかかわる仕事を志望する場合、最低限クリアすべき点数のラインがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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TOEFLは80点以上がアピールの目安!

TOEFL iBTは日本の新卒採用でも評価対象になりますが、基準が社内に明記されている企業はTOEICより少なめです。

目安として、一般的な「英語ができる」評価はiBT80前後、海外部門・メーカー開発のグローバル案件・商社子会社などで90、外資コンサル・投資銀行・高度な対外交渉や留学経験同等を求めるポジションでは100以上が一つのラインです。

ただし、これらはあくまで目安です。

「使える英語」を具体的にアピールしよう!

提出ときは合計点に加えR/L/S/Wの内訳を記載し、面接では「英語で30秒自己紹介」、「英語資料の要約」、議事録・提案書・顧客メールといった「英語での成果物」を用意して「使える英語」を可視化しておきましょう。

TOEIC換算を主張する際は非公式である旨を添え、強みは「アカデミックな要約力・論証力・スピーキング耐性」にあると翻訳しましょう。

もし志望が外資・海外案件なら、たとえば輸出入の納期調整、技術文書読解、海外拠点との定例運営など、「英語×職務」の接点を具体で語ると説得力が増します。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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TOEFLは実践的英語力として80点台から評価されやすい

TOEFLは留学志望者向けの試験という印象が強いですが、就活でも十分評価対象になります。

特に、スピーキングやライティングの比重が高いため、企業側は「聞ける・読める」だけでなく「話せる・書ける力」を測れる指標として注目しています。

就活の場では、学生がTOEICだけでなくTOEFLやIELTSを積極的に示すケースが増えており、外資系やグローバル部署では実務力として歓迎される傾向があります。

外資やグローバル職種では90〜100点台が強いアピール材料になる

目安を挙げると、TOEFLで80点台に達していると「業務で英語を使う土台がある」とみなされやすいです。さらに90点以上になると、会議やメール対応で支障なく活躍できる水準として評価が高まります。

外資系や海外駐在に直結する職種を志望する場合は100点前後が一つのラインになります。もちろん、スコアだけで合否が決まるわけではありませんが、TOEFLの高得点は実践的な英語力の証として強い説得力を持ちます。

「TOEICは高くないけれどTOEFLで挑戦した」という姿勢も十分アピールポイントになります。学習の背景や努力も込めて、胸を張って伝えてみてくださいね。自分の強みを武器にできるはずです。

以下の記事では英語を使った仕事を40選紹介しています。「どのような仕事があり、どれが自分に合っているか知りたい」と考える人は、視野を広げるためにもチェックしておきましょう。

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