Q

大学4年生
男性

就活中のカップルの会う頻度はどのくらいでしょうか?

お互い就活中のカップルなのですが、いよいよ本選考が始まり、以前は週に1〜2回会っていたのが、今は2週間に1回も難しい状況になり、寂しさや不安を感じています。

特に、会う時間が減ったことで、相手の就活状況がわからず、連絡も業務連絡のようになってしまっています。お互い就活でいっぱいいっぱいで、会う頻度についてきちんと話し合う余裕もありません。

今は就活を最優先すべきなのはわかっているので、どれくらいの頻度で会うのが適切なのか、このままうまくいけるのか不安でいっぱいです。

キャリアアドバイザーさんにお聞きしたいのですが、これまでアドバイスをされていた求職者のなかで就活中のカップルは、一般的にどれくらいの頻度で会ったり連絡を取ったりしていましたか?

就活中の恋人との適切な距離感や、会えない時間をどう乗り越えるかなど、両立させる具体的なアドバイスを教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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頻度より対話が大事! 不安は話し合おう

今まで通り二人の時間が取れなくなったり、すれ違いが生じてしまうのはつらいですよね。この状況では、きちんとお二人で話し合う時間が一度取れると良いと思います。

その際に参考にして欲しいのが、スーパーのライフキャリアレインボーという理論です。

この理論は人は人生の時期によって担う役割が変化していくことを虹にたとえたものです。この虹を見てもらうと、自分が今どの地点にいるか、そしてこれからどのようなキャリアが訪れるのか理解することができます。

現在の悩みは中長期的な視点で物事を見ることが欠けてしまっているため、生じる悩みでもあります。

お二人でまず1・3・5年後のありたい姿を描いてみてください。

その後そこから逆算して今の時期に「やりたいこと=Will」、「できること=Can」、「やらなければいけないこと=Must」をそれぞれ逆算して考えてみてください。二人の納得解が見つけられるはずです。

自分の当たり前はほかの人の当たり前ではない

また、以前ワークショップデザイナーの資格を取得したときにとても印象に残った言葉があります。それは、「自分の当たり前はほかの人の当たり前ではない」ということです。

言葉にすると当たり前のことなのですが、私たちは普段コミュニケーションをとる際に自分の当たり前をその場の前提として進めてしまうことが多くあります。

育ってきた環境も、経験も違う他人同士では必ず違う部分があるため、コミュニケーションのエラーが生じます。

コミュニケーションを良くするためには、まずその違い気付くことが大切です。就活に対しての思いをお互いに話し合うと、二人の思いの着地点を見つけられるはずです。

LINEなどで報告し合い一緒に就活を乗り越えよう

一日の終わりに「今日の選考はこうだったよ」とLINEなどで報告し合うのもおすすめです。これが自身の振り返りにもなりますし、相手の進捗も知ることができます。

ときにはアドバイスを送り合うなど、「カップルで一緒に就活を乗り越えていく」という視点を持つと良いでしょう。そうしたコミュニケーションも視野に入れてみてください。

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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就活中の適切な会う頻度は関係性の深さで決まる

まず初めに申し上げると、キャリアコンサルの場面で、就活中の交際のあり方について質問されたことはありません。

これは当事者の関係性によって最適な答えは違ってくるからだと思います。そういう前提であえてこの質問に答えるとすると、いくつか確認したい点が出てきます。

就活で会えない、ということが物理的なものなのか心理的なものなのかというのがまず1点あります。就活がいくら忙しくても朝から夜まで拘束されるわけではありません。

よほど遠距離恋愛でもなければ、物理的に会えないのではなく、おそらく心理的に会うゆとりがないということではないかと思います。

しかし、この文面からは、相手の就活状況がわからないということも書いてありますし、寂しさや不安についても記述がありますので、それならばむしろ会えば良いのではないかと思います。

忙しさより「本音で支え合える関係かどうか」を見極めよう

おそらく本当に関係性が深いカップルなら、むしろ会って励まし合ったり近況報告をしたいと思うのではないでしょうか。

そうなると、これは就活ではなく互いの関係性の問題になると思います。互いにまだ会えば気を遣いあって疲れてしまう程度の浅い関係であって、本音でコミュニケーションを取れているカップルではないということではないでしょうか?

「就活が忙しくて会えない」と言う裏側には、少なくともどちらかには、相手を心配するよりも、「自分が快適に楽しく過ごせる状況なら会いたいけれど」という独りよがりの部分が見え隠れしているように感じます。

働き始めた後も見すえて今度の理想の関係性を話し合おう

では、お互い働き始めたらどうなるでしょうか? この状況がエスカレートすることが目に見えていますよね。

期待されている回答とは違うと思いますが、具体的なアドバイスは、お互いに今後どうしたいのか話し合うことしかないと思います。

疲れているときやうまくいかないときにも本音を吐き出し合えてリフレッシュできるくらいの関係性でないと、会社に入ってさらに忙しくなったら、今のままの関係ではまず長続きしないと思います。

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