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大学院に進学するか就活をするか迷っています。
大学院に進学してから就活するか、今から就活するか迷っています。
自分としては大学院に進んでもっと勉強したい気持ちがあります。
しかし自分が大学院を卒業して新卒で働き始めたときには、同年代の大学卒業後に新卒で入社した人たちは社会人3年目なのだという事実に不安を感じています。
どうしても周りと比べてしまうのですが、どのように決断を下せば納得できる答えが出るのでしょうか。
また、大学院への受験に失敗した場合に備えて就活を進めておくのは可能であるのかも教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
やらずに後悔するよりやって後悔する道を選ぼう
大学院に進学するメリットは、悔いが残らないことです。周りと自分を比べてぐずぐずと悩む自分から変わりたいなら、そういった自分から変わるきっかけとして活用できると思いますよ。
一方で、デメリットは大学院での研究が就職の役に立つか、学業の努力に応じた待遇が得られるかはわからないところです。特に専攻分野によって、民間ビジネスでのニーズと合致するかはさまざまです。
「せっかくなら、大学院で勉強したことを活かしたい」と思っても、そうはならないかもしれません。それでも学びたいという自分の気持ちを大切に生きるのも、自分の選択です。
受験と就活を両立できるかは人による
大学院も難関校に合格して就職の内定も狭き門を通過、というスーパー学生もいますし、大学院には不合格で就職内定先にも不本意……という人ももちろんいます。
それも含めて「自分で納得できるか」がすべてだと思います。不特定多数の周りと比べるより、この人だけが賛成・支持してくれたら満足だという信頼する相手を絞り込んでいくことで、納得のいく決断ができるはずですよ。
まずはそれぞれのメリット・デメリットを理解しよう
大学院に進学してから就活するか、今から就活するか迷っている場合、大学院に進学すること・進学しないことのメリット・デメリットを踏まえて考えることが有効です。
大学院に進学するメリットは、専門性を高めながら独自の研究や論文制作の経験から論理的思考力を養えることです。また、学部卒では厳しい専門職に就く可能性も広がります。一方でデメリットは、キャリアのスタートが遅れることや大学院進学にかかる費用を用意する必要があるという点が挙げられます。
大学院に進学せずに就職するメリットは、早くから社会人経験を積むことで経済的自立を図れるということです。デメリットは、専門知識が不足していることの懸念や修士卒以上が応募基準になる専門職へ就職する可能性が閉ざされる可能性があることです。
受験と就活の両方をする場合は企業にも伝えておこう
大学院への受験に失敗した場合に備えて就活を進めておくことは可能です。ただ、教授の推薦での就職などの場合には内定を辞退することで迷惑をかけてしまいます。あらかじめ企業へも大学院進学準備と並行していることなどを伝えるなどの配慮が必要になります。
最終的に「自分がこの選択をして良かった」と言葉かけをしたり、自分自身で納得するしかないというのが現実です。限りある人生の中で、環境や状況によって選択することや優先順位は変化するものです。その都度、最高に納得できるものを意識して自分らしく過ごせる方法を見つけていってくださいね。
文系の大学院生の就活についてこちらの記事で詳しく解説しています。今後の就活の参考にしてみてくださいね。
大学院卒と学部卒の違いはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
こちらのQ&Aでは大学院生の就活の進め方についてキャリアコンサルタントが回答しています。大学院入学後の就活の対策として事前にチェックしておきましょう。
就活に失敗した場合に大学院進学に切り替えるのはありなのか? という質問への回答は、こちらのQ&Aを参考にしてください。