Q
大学3年生
男性
大学3年の12月から就活を始めるのは遅いですか?
現在、大学3年生です。周りの友人がインターンシップに参加したり、早期選考を受け始めたりするのを見て、焦りを感じています。
実は、まだ自己分析や業界研究が十分に進んでおらず、本格的な就職活動を12月から始めようと考えているのですが、この時期から始めるのは遅いでしょうか?
特に志望する業界が決まっているわけでもなく、何をから始めたら良いのかもわからず不安です。
12月から就活をスタートする場合、どのようなスケジュールで進めるべきか、また、今すぐにでも始めておくべきことがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
12月でも遅くない! 効率的に就活の準備を進めよう
不安に感じる気持ちはよくわかりますが、12月スタートでもまったく問題ありません。実際に、その時期から準備を始めて、しっかりと内定を獲得する学生は多くいます。
大切なのは「いつ始めるか」よりも、「スタートが遅れた分、いかに効率的に準備を進めるか」です。
今からできることとして、まずは「自己分析と業界研究」からスタートし、興味のある業界や職種をリストアップして情報収集を進めてください。
3月から対策! 自分のペースで計画を立てよう
続く12月~2月頃で、説明会への参加や、可能であれば短期のインターンシップ(インターン)を経験し、企業理解を深めます。
そして3月以降は、本格的な選考開始に合わせ、エントリーシート(ES)の作成や面接対策にシフトしていく、という流れが現実的です。
周囲と比べて焦る必要はありません。自身のペースで計画を立て、一つひとつ着実に実行していくことが内定への近道です。
十分間に合う! 自己分析から段階的に準備しよう
大学3年の12月スタートであっても、挽回は十分可能です。 特に志望業界が決まってなくても大丈夫です。 最初の2週間で「基礎固め」を一気に済ませるのがコツです。
自己分析はまず「事実メモ(これまで担ってきた役割・工夫・結果)」に限定して書き出してみましょう。それをもとに、ガクチカを3本、強み・弱みを各3項目まで言語化します。
同時に、志望業界が未定ならまずは職種理解を優先し、営業/企画/コーポレート/技術の代表的な1日とキャリアパス、評価軸をつかみます。
3〜4週めで説明会を入れ、気になる業界や企業がみつかったらOBOG訪問もチャレンジしてみましょう。1日1社ペースで情報を集めつつ、エントリーシート(ES)の雛形を作成し始めます。
学校との両立に注意! 完璧を目指さずPDCAを回そう
年明けのエントリー期に備え、週次で「ES2本提出/面接練習1回/企業研究2社」など、自分に合った最低ラインを設定すると、短期でも前進が見えやすいのでおすすめです。
注意したいのは「完璧主義の罠」といわれるもので、完璧を目指すのではなくちょっとずつ、学びを活かしながらの姿勢が大切です。
ESは初稿を早く出してキャリアセンターなどのフィードバックで磨く、面接は練習を録画して見返し自己修正、のサイクルを回すほうが改善が速いです。
学業との両立の工夫としては、平日の午後〜夕方に面接が多いので、その時間帯を空ける時間割に調整をできると良いです。
焦りは当然ですが、「基礎固め→応募→改善」の小さなループを週単位で回せば、12月開始でも春の選考波にしっかり乗れます。
以下の記事では就活のスケジュールの早見表を紹介しています。「どのようなスケジュールで就活を進めれば良いかわからない」と悩んでいる人は、まずは以下の記事をチェックして、今やるべきことに取り組んでいきましょう。
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