Q

その他
男性

出戻りの際の給与交渉は可能ですか?

以前勤めていた会社から、再び働かないかと声をかけられました。出戻り自体は前向きに検討しているのですが、給与面で不安があります。

出戻りをする場合、前の給与よりも下がってしまうのが一般的なのでしょうか? また、ブランク期間があったり、役職が戻らなかったりする場合でも、給与交渉をすることは可能なのか知りたいです。

もし交渉が可能であれば、採用担当者や経営層に納得してもらえるような、具体的な交渉のタイミングや方法についてアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント

小寺 一綺

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給与交渉はOK! 条件を上げるため適切に相談しよう

出戻りでの給与交渉は可能です。

特にあなたが企業にとって重要なスキルや経験を持っている場合、交渉の余地があります。

一般的には、以前の給与をベースに考えることが多いですが、ブランク期間や役職が以前と異なる場合でも、適切に交渉することで条件を改善できる可能性があります。

交渉材料を準備! 企業に希望を伝えながら相談しよう

まず、交渉を始める前に、現在の市場価値や同業他社の給与基準を調べておくことが重要です。自身の経験やスキルがどの程度の価値があるのかを把握したうえで、根拠を持って交渉に臨むと良いでしょう。

具体的な交渉のタイミングは、企業側からオファーが出た後に話し合うのが一般的です。

採用担当者や経営層と直接話せる機会がある場合、その場で給与に関する希望を伝えると良いですね。現状の市場価値や自分のスキルをもとに希望を丁寧に述べると、相手も納得しやすくなります。

また、交渉する際は、給与だけでなく、福利厚生や働き方なども考慮に入れると、全体の条件をより良くすることができます。企業への感謝や尊敬の気持ちを忘れず、柔軟性を持ちながら、自分の希望もきちんと伝えましょう。

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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相談は可能! 役割と市場相場を理解して交渉しよう

出戻りの給与は「前回より下がる」が必ずしも一般的ではありません。むしろ、他社での経験が加わっているので、金額が上がることも少なくありません。

鍵となるのは「出戻った際の役割と市場相場」です。

3つの軸で交渉! 給与UPの価値や根拠を提示しよう

交渉の軸は以下の3点です。

①前回退職後に外で得た成果(数値で)と再入社後の貢献仮説(変化があればそれを伝える)
②同社・同職種の現在の給与テーブルとの整合
③役割(裁量・目標)の拡大有無

提示額が低い場合でも、基本給だけでなく評価ランク、賞与係数、入社時一時金、リモート・時短、住宅/通勤手当、みなし残業の有無など「総合年収」では調整余地があるかもしれません。

タイミングは正式承諾前に相談し、必要であれば担当者から決裁者に届くように要点をメモを添えて相談すると進みが早いです。その際は、現職での実績3点・貢献領域2点・希望条件=職務経歴書に記載でも良いです。

ブランクや役職ダウンがある場合は、評価見直し時期の前倒し(例:6カ月→3カ月)を条件化するのも有効な手段です。

再入社は期待値が明確な分、根拠ある交渉なら受け止めてもらいやすいです。

以下の記事では転職の際の給与交渉を成功させるための方法を解説しています。転職の際に給与を上げたいと考えている人は、成功率を高めるためにもチェックしておきましょう。

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