Q
その他
男性
内定辞退して現職に残る選択を後悔しています。
転職活動をおこない、複数社から内定をもらっていました。しかし、現職の待遇改善の申し出や、慣れた環境への未練もあり、最終的にすべての内定を辞退し、現職に残るという選択をしました。
ところが、現職に残って数週間経った今、内定を辞退したことをひどく後悔しています。特に辞退したA社は、仕事内容も企業文化も自分に合っていると思い、このまま現職で働くことに不満を感じています。
一度辞退した内定を、今から撤回することは可能でしょうか? もし可能だとしても、企業側に迷惑がかかるのは承知していますが、A社への内定辞退を撤回したいと申し出るべきか悩んでいます。
一般的に内定辞退の撤回は受け入れられるものなのか、もし企業に連絡するとしたらどのような伝え方をすれば良いのか、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
内定辞退の撤回は企業判断次第
質問者さんのようなケースは、決して少なくはありませんよね。
結論から言うと、辞退の撤回を申し出ることはできますが、それを受け入れるかどうかは完全に企業側の判断になります。
まだ辞退してから日が経っておらず、採用枠が埋まっていないければ受け入れてもらえる可能性もありますが、辞退から時間が経っていて、ほかの人に内定が決まっていたりすると断られる可能性も高いです。
また、企業に連絡するとしたら「言うことがコロコロ変わるな」という、やや不誠実な印象を持たれるリスクはあります。内定辞退は、ちゃんと考えたうえで最終的に意思決定しているはずなので。
そのため、もし連絡をする場合は、一度辞退した非礼を誠心誠意お詫びしたうえで、熱意を伝え、相談する形でお伝えするのが良いと思います。
なぜ後悔したのか振り返り次に活かそう
今回の結果がどうであれ、「なぜ現職に残り、なぜ今それを後悔しているのか」を深く振り返ることが非常に重要です。この経験を、次のキャリア選択に活かしましょう。
この経験は成長の種です。今後同じ後悔を繰り返さないように、反省から学びましょう。
辞退撤回は困難! 早さと誠実さを意識して打診しよう
内定辞退後に現職残留を選び、数週間で後悔が強まるケースは珍しくありません。
結論から言えば、辞退撤回は不可能ではないものの、受け入れられる確率は高くありません。なぜなら、採用計画やほかの候補者の内定出しが進んでいるためです。
それでも打診するなら、早さと誠実さがすべてです。
まず電話で人事に謝意とお詫びを伝え、「現職の条件提示など辞退判断の前提が実際には実現せず、〇〇領域での専門性・働き方といったキャリア軸と照らして御社が最適だと再認識した」ことを簡潔に説明します。
合わせて「再選考でもかまいません。必要書類と日程は御社のご都合に合わせます」と主導権を相手に戻し、同日中に要点を整理したメールを送ってください。
並行して他社応募もすぐに再開しよう!
並行して、同業他社・同職種へも応募を再開し、キャリア軸に沿う選択肢を広げます。
今回の学びとして、承諾・辞退の期限交渉を初期からおこなうこと。内定辞退されるよりは、期限を伸ばされるほうが人事からするとありがたいと感じられることも多いです。
意思決定の基準を数値化して比較すること、感情が大きく動く場面ほど24時間のクールダウンを設けることです。
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