紺の細ストライプは、「幅が控えめ・色差が小さい・生地が艶過多でない」条件を満たすことが必要ですが、その範囲においては多くの業界で許容範囲です。

ただし、新卒一括採用や保守的な職種では「無地の安心感」が依然強いのもまた事実です。

特に金融など保守的な業界を受けている、あるいは説明会・1次面接など最初の接点でもし不安があれば、心の平安のためにも無地の濃紺／黒を推奨します。

マスコミや ITで服装による評価が明確につく可能性はほとんどありませんが、印象に影響を与えるのもまた事実です。

紺の細ストライプはシャープな印象になるので、どういった印象を与えたいのかを考えたうえで着用するのが良いと思います。

柄より清潔感とサイズ感を優先しよう！

また、ストライプを着たい場合は、シャツは白無地、タイは無地か小紋で全体を落ち着かせ、サイズ感・袖丈・清潔な襟でジャケットを脱いだときの印象で好感度を稼ぎましょう。

判断基準はあなた自身の表情・声・内容を邪魔しないかです。

迷ったら一次は無地、最終や社員訪問で少しだけ個性を、が安全ではあります。

なお、柄よりもサイズの合致・靴の手入れ・シワのなさが印象への実影響は大きいことも忘れずに。

マスコミやITなど比較的自由な雰囲気の業界を志望しているとのことなので、紺色のストライプスーツでも許容範囲なのではないかとみています。

面接の際に「自分らしい服装でお越しください」と記載されている企業であれば、問題ありません。

迷ったら無地を選ぶのが最も安全という前提は忘れない

一方で、保守的な教育、福祉、行政関連や、比較的保守的な金融、公務員、メーカーであれば、濃紺や無地を推奨します。

無難なのは、黒や濃紺の無地のスーツであることは確かです。

黒の一般的な就活のスーツだけでキー局のアナウンサー試験に合格したという話も耳にしたことがあります。

黒や濃紺の無地のスーツであれば、どんな業界だとしても業界を選ばずに着用することができます。

どうしても紺色のストライプスーツを着用するのであれば、目立ちやすくなってしまいます。悪目立ちにならないように、スーツにしわや汚れなどが無いように意識を向け、髪や靴、姿勢や話し方に気を配りましょう。

格好良く着こなすことができれば、面接官から好感を持ってもらいやすくなるのではないでしょうか。