Q

大学3年生
男性

ゲーム業界のインターンシップに落ちるのですが、原因は何でしょうか?

ゲーム業界のインターンにいくつか応募しましたが、すべて落ちてしまいました。書類や面接の準備はしっかりしたつもりだったので、なぜ落ちたのか理由がわからず、不安です。

ゲーム業界は倍率が高いと聞きますが、どのような点が評価のわかれ目になるのでしょうか? 企画職志望なのですが、ポートフォリオや自己PRの内容が足りなかったのかもしれません。

今後の本選考に向けて、落ちた経験をどう活かせば良いのか、対策の方向性を知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

鈴木 洵市

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落選が続くときは自分だけで作る応募書類から抜け出すべき

ゲーム業界に就職を希望され、インターンに落ち続けているとのことで、その理由が明確に知りたいというご質問ですね。心中お察しします。

このような場合の対策として、まずは一度、ご自身だけでの評価や資料作成を止めてみることです。

そして、大学のキャリアセンターや転職エージェントのキャリアアドバイザーに、エントリーシート(ES)やポートフォリオを客観的に添削してもらうことを強くおすすめします。

専門家の添削で弱点と強みを把握できる

この方々は、多くの就職希望者と企業を見てきたプロです。その経験から、ご自身では気付いていないウィークポイントの改善策や、隠れたストロングポイントの活かし方を具体的に示してくれます。

特に、ゲーム業界は非常に人気が高く、応募が殺到します。そうなると、ご自身で「完璧だ」と考え抜いたものでも、ほかの多くの希望生と似通った内容になってしまう危険性があります。

採用側から見れば「また同じような内容だ」と判断され、選考から漏れる原因になり得ます。

専門家との対話は、ご自身の考えを客観的に整理する絶好の機会です。ほかの応募者との差別化を図り、ご自身の個性を際立たせるためにも、まずは専門家を壁打ち相手として活用してみてはいかがでしょうか。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

加藤 賀子

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企業ごとに異なる選考基準を理解して対策を見直そう

落ちてしまった原因は、同じゲーム業界と言えども、各企業によって異なります。

たとえば、あなたが感じているように提出したポートフォリオや自己PRの内容が他者と比べて不足していたかもしれません。

また、現職の従業員の雰囲気や価値観・考え方など会社の社風が合わないと先方が感じたことなどが原因の場合もあります。

ポートフォリオや自己PRに関しては、今後は、受ける企業によって展開領域・提供している商品も異なるので、企業研究をより深め、志望先に合うようなポートフォリオや自己PRの内容にブラッシュアップをして提出すると良いと感じます。

会社の社風に自身の価値観を無理に合わせる必要はない

会社の社風に関しては、ここは本当に縁の領域でもあるので、無理にあなたの雰囲気や価値観・考え方を合わす必要はないと感じます。

この場合は、あなたも何かしらインターン中に「少し自分と合わないかも」「なんか思っていたのと違う」というような違和感を感じていると考えます。

インターンの体験を振り返ることで改善点が自然と見えてくる

このような経験も含め、一つひとつのインターンでの体験こそが勉強です。

合否の結果は関係なく、活かせることは何があるのかと振り返っていくと、自ずと次への対策の方向性を自分で把握し、改善していけるでしょう。

以下の記事ではゲーム関連の仕事を14選紹介しています。ゲーム関連の仕事に興味があり、就職・転職を目指しているという人は、ぜひ参考にしてください。

インターン選考で全落ちして落ち込んでいる人もいるかもしれません。以下のQAではそのような悩みを抱えている人に対して、キャリアコンサルタントがアドバイスをしています。インターン選考で落ち続けて悩んでいるという人は、ぜひ目を通してみてください。

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インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。

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