Q
大学3年生
女性
シャチハタしかないのですが、履歴書で使っても良いでしょうか?
履歴書を手書きで作成しているのですが、捺印が必要な箇所に押せる印鑑がシャチハタしかありません。
「正式な書類にはシャチハタは使えない」と聞いたことがありこのまま提出して良いのか不安です。すぐに朱肉印を用意するべきでしょうか? それとも最近は印鑑を重視しない企業も多いのか気になります。
シャチハタで提出した場合採用担当者にどのような印象を与えるのか、また印鑑を押さない選択肢は失礼にあたるのかも知りたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
履歴書の押印にはシャチハタではなく朱肉印を選ぶべき
まず結論から伝えるとシャチハタを履歴書に使用するのは避けた方が無難です。
最近は業務の中でデジタル化が進み印鑑を求めない企業や、押印にこだわらない企業も確かに増えています。それでも「手書きの履歴書を提出してほしい」と指定している会社は、形式や丁寧さを大切にしている傾向があります。
そうした会社では、シャチハタで提出すると少し雑な印象であったり「社会人としてのマナーが不足している」と受け取られてしまう可能性もあります。
形式を整える小さな手間が丁寧さとして評価につながる
採用担当者は日々多くの履歴書を見ています。
インクの質感やにじみ方でシャチハタかどうかはすぐにわかります。形式を重んじる企業ほど、細かい部分から「仕事に対する丁寧さ」を感じ取る点を心に留めておきましょう。
認印や朱肉は100円ショップでも手に入りますし、就活のためにわざわざ高価なものを買う必要はありません。ただし認印をひとつ持っておけば、社会人になってからもさまざまな場面で使えます。
就活では証明写真や交通費など、どうしても出費がありますが必要な自己投資の一部と考えてみてください。
印鑑に限らず、就活の書類は形式を守ることで信頼を得る側面もあります。ほんの少しの手間ですがそれがきちんとした印象につながりますよ。
履歴書でシャチハタを使うか迷ったら朱肉印を選ぼう
シャチハタは使わないで下さい。
文房具店などで購入することができる、朱肉を使って押すタイプの認印を使いましょう。珍しい名前だと注文する必要があるかもしれないので、早めに購入しておきましょう。
一般的にシャチハタは簡易的な目的に使われるものになります。
形式を守る姿勢は応募先への敬意となる
正式な書類には認印を押します。
採用担当者が見たときにシャチハタで押されていると常識が無い、またはその企業を軽視しているように感じるかもしれませんね。書類として不備のあるものになるため、押さない選択肢はありません。
押し忘れだとしても本来なら大切な書類なので、見返して問題がないかを確認してから提出するものになります。それを怠ったとなれば評価は下がるでしょう。入社後も丁寧な仕事をしてくれないと感じれば採用にはなりません。
手書きの履歴書で印鑑を押す際は曲がらないように丁寧に押しましょう。
手書きですべて書き終わってから印鑑で失敗してしまうとすべて書き直しになってしまうので、最初に印鑑を押しておきしっかり乾かしてから内容を書き始めることがおすすめです。
以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。
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