Q

大学3年生
男性

履歴書に半年間の休学期間を記載したいのですが、どう書くのが正解ですか?

大学を半年間休学していました。就職活動で履歴書を作成しているのですが、この短い休学期間を学歴欄に記載すべきか迷っています。

半年程度の休学でも書かないと経歴詐称になるのか、また書く場合にどのように説明すればマイナス印象を避けられるか不安です。

休学理由が病気療養や留学など特別なものではない場合、どのような伝え方が適切でしょうか?

採用担当者が半年の休学をどのように受け取るのか、履歴書や面接での伝え方について知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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休学期間は前向きな理由と学びを添えて記載すると伝わり方が良くなる

休学のような、自分の中で「ネガティブに捉えられたらどうしよう……」という情報は、どのように書けばいいのか悩みますよね。

でも大丈夫です! 休学は決して悪いことではありませんし、正直に記載しておく方が印象は良いですよ。

履歴書の学歴欄には、基本的に入学と卒業(予定)を書くので4年制の大学で卒業時期がずれていれば、採用担当者も「何かあったのかな」と自然に気づきます。

ですので予め「○年○月 〇〇大学〇〇学部 休学」 と書いておくと誠実な印象になります。

休学理由についても特別な事情がなくても大丈夫。最近は経済的な理由や資格取得のため、ボランティア、起業など前向きな理由で休学する学生も増えています。

短期間の休学でも正直に記載し説明できる準備をしておこう

もし「特別な理由がないけれど……」という場合でも「将来を考えるため1年間世界を旅した」「自分の進路を見つめ直すため、ボランティアやアルバイトで社会経験を積んだ」など、前向きな言葉で説明できるようにしておくと安心です。

半年程度の休学であっても書かないと「経歴を隠している」ように見えてしまうこともあります。ですから短期間でも記載しておくのがおすすめです。

面接では休学期間をどう過ごしていたか、何を得たのかを落ち着いて話せれば問題ありません。「一度立ち止まったことで、自分の目標が明確になりました」といった話し方ができると、むしろプラスの印象になるので安心してくださいね。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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休学期間は理由を説明できる形で正直に記載しよう

履歴書を見た時にお休みしている期間があったり、高校卒業と大学入学の間に期間が空いていたりすれば採用担当者は理由を聞いてきます。

「浪人していました」「留学していました」「何かやりたいことがあり大学を休学していました」などさまざまでしょう。

私が面接官をしていたときにも、必ずブランクの部分は質問することになっていました。

ブランクの背景を落ち着いて話せればむしろ前向きな評価にもつながる

たとえば浪人をしていたとしたら、なぜ浪人をしていたのかをさらに質問します。基本的には正直に答えれば良いでしょう。説明ができれば問題になることはほぼないと思います。

履歴書に嘘の経歴を書いて何かのきっかけにそれが分かれば、採用にはなりません。

休学の理由が少しネガティブなものだとしてもその後復学し、卒業できるのであれば何かを乗り越えることができたという事でしょう。そのことをポジティブに話せると良いと思います。

入社後仕事が続かないですぐ辞めてしまいそうだとか、求めている働き方が出来ないのではないかという事がなければ大きな問題にはならないと思います。

以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。

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