Q
大学3年生
女性
栄養士の志望動機、委託給食会社の場合はどう書けば良いですか?
管理栄養士として就職活動をしています。委託給食会社を志望しているのですが、志望動機をどう書けば良いのかわかりません。
病院や施設での実習経験はあるものの、「委託だからこそやりたいこと」が自分のなかで明確に見えておらず、どうしても他社でも使い回せそうな内容になってしまいそうで不安です。
また、委託給食会社の仕事内容についても漠然とした理解しかなく、どんな点をアピールすれば評価されやすいのかわかりません。委託給食会社ならではのやりがいや、志望動機に盛り込むと効果的なポイントについてアドバイスいただけるとありがたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
委託給食を選ぶ理由は多様な利用者を支えたい思いを語ろう
委託給食会社を志望するとき、「病院や施設とどう違うのか」「委託だからこその思いをどう語れば良いか」と迷う方は多いと思います。
志望動機がぼやけるのは、委託給食の役割が多岐にわたるからこそです。学校・高齢者施設・社員食堂など、年齢や健康状態、生活背景が異なる人々の日々の食を支える点は、委託ならではの価値です。
つまり、「特定の対象に限定せず、幅広い人の食と健康に向き合える」ことが強みになります。
食への思いから委託ならではの役割理解と成長意欲へつなげる
構成としては、まず「食を通じて健康を支えたい」という原点を置き、次に委託給食の多様な提供先に触れ、自分の興味との接点を言語化すると自然です。
たとえば、利用者それぞれのニーズに合わせた献立作成や、チームをまとめ品質を安定させる運営力など、委託給食の現場で求められる力に魅力を見出した、という流れです。
特別なエピソードがなくても、調べたなかで見えた役割理解とそこで成長したい理由を丁寧に示せば十分に説得力が生まれます。
迷いながら考えた時間も大切なプロセスです。あなたの視点で、「食を支えるフィールドを広げたい」という意志を言葉にしてみてくださいね。
委託給食会社で多様な現場の課題に向き合いたい意志を示そう
委託給食会社は、複数の施設を支えるという点で、直営にはない独自の役割とやりがいがあります。この委託ならではの視点を志望動機に盛り込むことが基本になるでしょう。
就業する一番のメリットは、短期間で病院、学校、介護、企業など多様な施設の経験を積み、多角的な視点や知識を得られ、キャリアの幅が広がることではないかと思います。
当然、顧客対応の幅も大きく広がるため、多種多様なクライアントの要望をヒアリングし、委託先のプロとして提案する折衝能力も向上します。
幅広い経験を通じて成長したい気持ちを志望理由に組み込む
そのため、実際の面接の場のアピールの仕方としては、たとえば「介護事業にのみ携わりたい」など、あまり専門性を追求しすぎないほうが良いでしょう。
管理栄養士としての多彩な知識と経験を得ることに、自分のやりがいがある。という方向で志望動機を作成していきましょう。
特に前面に出していただきたいのは「直営では得られない、多様な現場の課題を解決する人材になりたい」という意思と、応募する企業ならではの技術やノウハウを学び、身に着け、社会に貢献したいのだという姿勢です。
なぜ委託の形を望むか、なぜ我が社なのか、という、採用側の懸念を払拭する回答を用意しましょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
以下の記事では管理栄養士の就職先を16選紹介しています。管理栄養士の仕事に興味があり、就職・転職を目指しているという人は、ぜひ参考にしてください。
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