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転職の書類選考通過・内定率はどれくらいですか?
今、初めての転職活動をおこなっているのですが、書類を出してもなかなか選考に進めず、「自分のスキルや経歴に問題があるのではないか」と不安で焦っています。
一般的に転職活動における書類選考の通過率や、内定率は、どれくらいが平均的なのでしょうか?
特に、異業種・異職種への転職を目指している場合、書類選考の通過率は下がるのか気になります。また、専門職や経験者採用の場合は、どの程度まで期待できるのか知りたいです。
書類選考を通過するために、職務経歴書で企業にかかわる具体的な経験をどのように見せれば良いか、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
選考通過率は状況次第! 求人倍率で変わってくる
書類選考の通過率や内定率について、具体的な数値をズバリ伝えることは困難です。これは、どれだけの求人に対してどれだけの応募があるかという「求人倍率」に大きく左右されるためです。
たとえば100人の応募に対して1人が内定する場合、書類選考で7割が不合格になるかもしれませんし、企業側のリソースがなければ、書類選考の段階で8~9割を絞り込む可能性もあります。
結論として、平均的な数値を出すのは難しく、あくまで状況によります。
異業種の転職は難関! 経験のPRで通過率を高めよう
異業種への転職を目指す場合、即戦力となる経験者を強く求めている会社であれば、通過率は下がる傾向にあるでしょう。
しかし、これはPRの仕方によって可能性を上げることができます。 基本戦略は、今までの経験や実績を抽象化し、希望する異業種で活かせる共通点を見つけることです。
具体的な職務経験は直結しなくても、「物事の根幹にある〇〇(課題解決能力など)は共通している」「業界についてこれだけ研究しており、適性がある」といった形で熱意やポテンシャルを伝えることで、選考の確率は上がっていきます。
平均は2~3割! 経験の有無でも通過率が変わる
転職における書類選考の通過率は、平均すると大体20~30%前後が目安になるかと思います。
ただし、これは全体の平均値です。転職において考慮すべきなのは職種と業界の2軸です。
経験職種かつ経験業界どちらも経験している分野であれば、書類通過率は50%くらいになることもあります。職種も業界も未経験の分野へ挑戦する場合、通過率は10%程度まで下がってしまうこともあります。
自身の状況がこの平均20~30%と比べてどの位置にあるかを念頭に置きながら、複数社に応募していくのが良いでしょう。
アピール不足が原因かも! 経験を言語化して伝えよう
異業種・異職種への転職で通過率が下がるのは、もちろんスキル不足という側面もあります。
しかし、単純にスキルが足りないというよりは、自身が持つスキルや経験を、新しい分野でどう活かせるかという翻訳作業が不足しているケースが多いです。
その業界や職種で、今までの経験がどう活かせるのかを少し意味付けしてあげて、応募書類のなかできちんと文字に起こしていくことが重要です。
たとえば、営業職から人事職へ転職する場合、一見活かせるスキルは少なそうに見えます。
しかし、人を動かす力や関係構築力といった共通点を抽出し、「顧客満足度を〇%改善した」のように、人事でも活かせる具体的な数値や指標に置き換えてアピールできると、書類通過率は上がるかと思います。
「自分には転職の軸がない」と悩みを抱えている人もいるかもしれません。以下の記事では転職の軸を一覧で紹介しています。また、自身の転職の軸の見つけ方も解説しているため、自分に合う軸を見つけて転職に活かしましょう。
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