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官公庁のインターンシップの倍率はどのくらいですか?
官公庁のインターンに興味がある大学3年生です。キャリア官僚の仕事に興味があり、人気の中央省庁のインターンに参加したいと思っています。
ですが、官公庁のインターンというと、競争率がかなり高いと思うので、正直とても不安です。実際のところ、官公庁のインターンの倍率はどれくらいなのでしょうか?
特に人気の高い省庁の場合、エントリーシート(ES)や面接での選考はかなり厳しいのか教えていただきたいです。
選考で落とされないための対策方法や具体的な選考の傾向、志望動機で特にアピールすべき点などについて、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
人気省庁は数百倍になる! 適性への理解を深めよう
官公庁インターンは募集枠、時期、府省で差が大きく、人気中央省庁の短期プログラムは数十倍〜100倍超も珍しくありません。
一方で、地方出先機関や専門テーマ特化の実習は比較的通過率が上がる傾向です。
選考はエントリーシート(ES)で「政策課題の構造化(課題→原因→打ち手→副作用→KPI)」と文章の精度を上げておくことが求められます。
面接では中立性・倫理観・行政への適合を見られるので、どのように答えるか考えておきましょう。
自分の意見を明確に! 想定される内容を対策しよう
対策としては、関心分野を一つテーマに絞り、白書・審議会資料・最近の法改正を自分の言葉で600字くらいに要約して話せるように練習しておくことが重要です。
また、志望動機を「なぜ公務?」「なぜ当該府省?」「なぜこの実習?」で三段論法にしておくことや、想定問答は結論先出し→根拠→代替案/リスクで統一して話せるようにしておくことも有効です。
そして、締切・字数・ファイル体裁の厳守も怠らないようにしましょう。
学業・研究の強みは公共性への波及につなげて話せるように翻訳し、立場が割れる論点には反対意見も踏まえたうえで自分のスタンスを示すと高評価につながりやすいです。
約2〜4倍! より高倍率の省庁もあるため確認しよう
官公庁のインターン倍率は、省庁や時期によってかなり幅があります。正確なデータは公表されていませんが、一般的には2〜4倍程度と言われています。
人気の財務省・外務省・経済産業省などでは、数十倍から100倍になることもあるそうです。
とはいえ、知名度が高くない省庁や地方出先機関では比較的狙いやすい場合もあります。
広くスキルが問われる! 公共的視点で物事を考えよう
官公庁のインターンで評価されやすい要素は志望動機の一貫性、公共性への理解、配属先でも柔軟に学べる姿勢などが中心です。
それ以外にも、チームで協働する力、論理的に伝える力、主体的に学ぶ姿勢、社会課題への関心、正確に文章を書く力も重要です。
しかし、どれも特別な能力ではなく、大学生活の中で十分に磨けるスキルです。
実際の業務内容や職場の雰囲気は、民間企業と大きく変わりません。大切なのは、公共性への関心を持ちながらも、社会の一員として現実的に物事を考えられるかどうか。
倍率に惑わされず、学ぶ姿勢と誠実さをもって挑戦してみてください。きっと得られるものは大きいはずですよ。
以下の記事では、インターンに参加するメリットやインターンの選び方などを解説しています。インターンについてあまり理解できていない人は、事前にチェックしておきましょう。
あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう
インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
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