Q
その他
女性
看護師なのですが、転職先を言わないで退職できますか?
今度、新しい病院へ転職する予定の看護師です。前の職場の人間関係が複雑だったこともあり、転職先を言わないで退職したいと考えています。
しかし、退職届を出す際や、上司との面談で「次どこに行くの?」と聞かれそうで怖いです。職場によっては強引に聞き出そうとしてくるという話も聞くので、どう対応すれば良いか悩んでいます。
円満に、かつ転職先を秘密にしたまま退職を完了させるには、どのような伝え方をすれば良いでしょうか? 特に、現職とのトラブルを避けるための具体的なアドバイスや、よくある質問への適切な返し方など教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
転職先は私的情報なので退職時に伝える義務はない!
前の職場の人間関係が複雑だったこと、大変でしたね……。
さて、ご質問いただいた内容ですが、転職先は私的情報なので、原則として伝える義務はありません。退職面談では「家庭の事情」「キャリアの方針の見直し」「通勤圏の変更」など、事実と矛盾しない一般化した理由で十分です。
もし次の転職先を聞かれても「ご迷惑を避けるため、転職先の詳細は控えます。
業務への影響が出ないよう引き継ぎは責任をもっておこないます」と端的に、一度だけ静かに明言し、以降は引き継ぎの具体に話題を戻してしまって問題ありません。
引き継ぎの段取りを早期に握って詮索の余地を減らそう!
退職願は日付・氏名・退職希望日を簡潔に記載します。
有給消化・夜勤の締め・カルテ/薬品/かぎの返却など実務の段取りを早期に握ると、詮索は弱まり、具体的な検討に移りやすくなります。
念のため、推薦照会や在籍確認は人事窓口のみで対応する運用を依頼し、私用連絡先への照会は不可にしましょう。
万が一、強圧的な詮索や転職妨害があれば、やり取りを記録し、人事へ是正を求めます。最終日まで誠実な引き継ぎメモと感謝の一言を残すことが、関係悪化を避ける盾になります。
転職先は伝えなくても問題なく退職できる!
転職先を言わなくてはいけないという法律などはありません。
相談者さんが、言いたくないというのであれば、転職先は伏せたままで転職できます。聞かれた場合も、「まだ活動中で決まっていない」や「一身上の都合で」などと答えるのも良いでしょう。
勤務最終日も「お世話になりありがとうございました」と挨拶のみに徹すると良いでしょう。
事前に答え方を決めておくと退職日まで安心して対応できる
周囲の方々は、興味関心から、転職先について聞いてくることもあるでしょう。
どのように答えるかは、事前に決めておき、退職日までその答え方を徹底すると良いでしょう。
以下の記事では円満退職するための伝え方を解説しています。円満退職を目指している人は、行動に移す前に以下の記事を確認して手順や伝え方を把握しておきましょう。
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