Q

大学3年生
男性

履歴書の部活動欄は詳しく書くべきですか?

履歴書の「部活動・サークル」欄に、どこまで詳しく書くべきか迷っています。

私は大学時代、テニスサークルに所属していましたが、部長などの役職には就いておらず、大会での目立った実績もありません。

企業側はこの欄からどのような点を見ているのでしょうか? また、特別な実績がない場合でも、部活動で身につけたことを具体的に書いた方が良いのか知りたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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就活塾「我究館」副館長/キャリアコンサルタント

吉田 隼人

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詳細に記載! ポイントを絞って性格や能力を伝えよう

基本的には、部活動やサークルに所属していたのであれば、部活動、サークル欄は詳しく書きましょう。

特別な役職や実績がなくても、企業が見ているポイントを簡潔に書けば、あなたの人柄や能力が十分評価されます。部活動欄は成果を見るためだけではなく、あなたの価値観や人柄を知るための項目です。

入部理由・学び・行動の3点を書いて人柄を伝えよう

企業が見ているポイントは3つあります。

1つ目は、「なぜそこに入ったのか」という点です。ここから、あなたが所属先を選ぶうえでの判断軸や価値観を知ることができます。

2つ目は、「そこで何を学んだか」です。学びを知ることによって、あなたにどんな能力が備わったのかが確認できます。

ここでは、そのサークル・部活動に直結する能力はもちろん、コミュニケーション力や他者を巻き込む力など、ビジネスシーンで直結する力も非常に評価されるポイントになります。

3つ目は、「具体的にどんな行動をしてきたか」です。最終的に、どれだけ行動力があるかという点は非常に大切です。具体的に何をしたのかも、しっかり伝えられるように準備しましょう。

実績がないことは不利ではありません。あなたの人柄を伝えていきましょう。

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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学びを書く! 活動内での行動で自分をアピールしよう

部活動は、人柄、協調性、継続性などをアピールできる良い材料です。大会実績や役職がなくてもまったく問題ありません。

重要なのは何を学んだかです。

役職がなくても、たとえば「チームないで意見が対立したときに、自分は調整役として動いた」や、「レギュラーにはなれなかったが、後輩の練習サポートを続けた」といった経験は、十分にアピールになります。

具体的な活動と学びを記して性格の強みを示そう

書くべきこととして、活動内容、(役職ではなく)自分の役割、そこで得た学びを具体的に記載しましょう。

目立った実績がなくても、あなたの誠実さや継続力を強みとして伝えることができると思います。

以下の記事では失敗しない履歴書の書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これから履歴書を作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。

履歴書を書く時間がない時は、「履歴書完全マニュアル」を活用しよう!

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