Q

大学3年生
男性

体育会系の会社にはどのような特徴がありますか?

就職活動を進めるなかで「体育会系の会社」という言葉をよく耳にしますが、具体的にどのような特徴があるのかわかりません。

単に「スポーツ経験者が多い」というだけでなく、企業文化や働き方などほかの企業と比較してどのような特徴がありますか?

また体育会系の会社に向いている人と向いていない人の特徴や、企業研究の段階で社風が体育会系かどうかを見極める方法についてもアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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上下関係が厳しい・成果への意識が強いなどが挙げられる

体育会系の会社は企業文化の傾向を指して使われることが多い言葉です。

具体的には上下関係を重んじる、バイタリティがある、仕事に対して前のめり、努力と成果を結びつけて考える、最後までやり抜く姿勢を高く評価するといった特徴が挙げられます。

これは部活動や競技で培われやすい、価値観が組織文化に反映されているイメージに近いです。

こうした環境が合う人は、目標に向けて努力することが苦にならないタイプや、成果を出すことで達成感を得られる人、スピード感や競争環境を楽しめる人です。

一方で上下関係の明確さやガツガツした雰囲気にストレスを感じる人、成果至上主義にプレッシャーを抱きやすい人には合いにくい傾向があります。

社員インタビューや社長メッセージから社風をつかんでみよう

体育会系は良い・悪いという話ではなく向き不向きがはっきり出やすい環境だと言えます。

企業研究の段階で体育会系かどうかを見極めたい場合は、社員の出身学部やスポーツ経験者の割合、社員インタビューでの語られ方に注目するとヒントが得られます。

また社長メッセージや理念、ビジョンのなかに「努力」「根性」「やり抜く」などの言葉が頻出してるかをチェックするのも良いでしょう。

実際に働いている人の雰囲気から感じ取れる場合もあるので、説明会やOB・OG訪問での空気感にも注目してみてください。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

大内 裕美

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部活動のような企業風土がある

体育会系企業とは単にスポーツ経験者を採用するだけでなく、部活動のような上下関係や特有の企業風土がある会社を指します。

一般的に上下関係が厳しいイメージがありますが、現代のコンプライアンス的にハラスメントの問題が起こりやすい会社もまだ存在する可能性については認識しておくべきです。

面接段階で企業の気質を見極めるには、会社の代表や採用担当者など、初対面の相手から感じた雰囲気を大切にし面接時の直感を信じることも重要です。

上下関係の厳しさに慣れている人は合う可能性大

体育会系企業に向いている人は、野球などの部活動で上下関係に慣れておりそれを会社でも受け入れられる人です。

企業側も「可愛がりやすい」と感じ、順調に業務を進められる傾向があります。

一方で向いていない人は、真面目すぎる人や几帳面な人です。

自分の意見を素直に言えなくなったり、強い口調に圧倒されてすべて聞き入れざるをえなくなったりして苦しくなる可能性があります。

以下の記事では体育会系とはどのような特徴のある企業を指すのかを解説しています。また、体育会系企業への選考対策の方法も解説しているので、興味がある人は参考にしてください。

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