Q
大学3年生
女性
やりたいことがないまま就活を進めてしまっています。
就職をするにあたり、明確に「これをやりたい」という目標がありません。
このままでは説得力のある志望動機やガクチカが作れず、選考に落ちてしまうのではないかと焦りを感じています。
「やりたいこと」を見つけるために自己分析を試みていますが、過去の経験を振り返っても趣味の延長にしかならず、仕事に結びつきません。
「やりたいこと」を短期間で見つけるには何をすべきでしょうか。具体的な「やりたいことを見つける方法」を教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
やりたいことは見つからなくて当然! 焦らないで
やりたいことが見つからないケースは多いです。自己分析や業界研究を詳細におこなっても、経験やイメージがないと職業を決めるのは難しい部分があるといえます。
私の学生時代でも、明確にやりたいことが決まっている人は1割ほどしかいませんでした。そのため、やりたいことは社会人になってから見つけても遅くありません。
得意なことや強みから職種を選ぼう
やりたいことがない状態での就活のコツは、「大きく外れないか」ことです。具体的なアドバイスに落とし込むと、得意や強みから職種を選ぼう、ということになります。
私の経験をお伝えします。
当初、私は世界を旅したいという観点でエンジニアを選びました。しかし、実際に合っていたのは現在の職のような業務です。パソコンとじっと向き合うよりも、人と話をするほうに適性があった、ということになります。とても楽しく、やりがいも感じられています。
このように、「やりたいこと」に焦点を当てるより、自分の強みを把握したうえで、業界や商材との相性を見ていくのがおすすめです。
過去の経験の共通点から自分の価値観を知ろう
珍しくない悩みですので、焦らず段階的に考えていきましょう。
まずは自己分析として、過去の部活やアルバイトで充実感や達成感を感じた瞬間を洗い出してみてください。そこにあなたの価値観や共通点があり、仕事選びのヒントが隠されているはずです。
「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(すべきこと)」のフレームワークを使ってみるのもおすすめです。自分の希望、能力、社会や企業から求められていることを整理してください。3つの要素の重なる部分から応募する職種を見つけてみましょう。
反対に、やりたくないことを書きだす方法もおすすめです。
世の中の仕事について知り、他者の目を通して自分を理解する
やりたいことがない場合は、単に「世の中にどんな仕事があるか知らないだけ」という可能性もあります。
世の中には、1万8000種類ほどの職があります。これだけの数があれば、自分に合う仕事があるはずです。説明会やインターンシップに参加して視野を広げてみましょう。
興味を持っていることからイメージを膨らませる方法もあります。たとえば、大学での取り組み、アルバイトなどに積極的に取り組むことで、自己理解が進む可能性も高いです。
あるいは、友人や家族、キャリアセンターの人に自分の強みを聞く他己分析も有効です。自分のことを一人で知るのは難しい部分があります。第三者からのフィードバックを通して、自分の強みや性格に気づいていきましょう。
「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。
以下の記事では、他己分析の具体的な方法や効果的な質問例を解説しています。「他己分析が重要と聞くけど、具体的にどうやったら良いかわからない」と疑問を持つ人は、ぜひ参考にしてください。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
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