Q
大学4年生
男性
就活の性格診断で落ちることはあるのでしょうか?
今度企業のWebテストで性格診断があるのですが、自分の性格を正直に入力すると、企業の求める人物像と合わずに足切りされてしまうのではないかという不安が強いです。
ネットには「一貫性が大事」「企業の求める人物像に合わせて回答すべき」など、さまざまな情報があり、正直に答えるべきか、自分を良く見せるべきかわかりません。テストを受けるたびに迷いが生じています。
実際のところ、就活の性格診断の結果だけで落ちることは本当にあるのでしょうか? また、評価される答え方や注意点があれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
不採用になることはある! ただし正直に受けることが大切
「適性検査」と置き換えてお話しします。まず、適性検査の結果だけで不採用になることはあります。
企業によって判断基準は異なり、「このラインを超えない人は無条件で不採用にする」といった基準を持っている企業も少なくありません。
ただし、受かりたいからといって自分を偽って検査を受けるのは絶対にやめましょう。もし偽って内定を得て入社しても、後から会社の価値観やカルチャーに合わないことが判明すれば、ミスマッチが起こります。自分にとっても会社にとっても不幸です。
ストレス耐性も判断基準の一つ!
個別の事例は企業秘密になるので難しいですが、一般論として、近年はストレス耐性を見ている企業が非常に多いです。
これは職種によるところが大きく、たとえば同じ営業職でも、相手にするお客様や手法によって求められる耐性は異なります。職種に合わせて「ここは超えていてほしい」というラインを定めている企業はあるといえます。
ただ、「企業の求める人物像に合わせて回答するべき」という情報に従う必要はありません。どんなに志望度が高くとも、正直に答えてください。もし適性検査が原因で落ちたら、ご縁がなかったと思うようにしましょう。
診断結果は採用判断の一つに過ぎない! 不合格理由はさまざま
性格診断の結果だけで「性格が悪いから落ちた」と言い切れるものではありません。不合格の理由はほかにもさまざまあると考えられます。
多くの場合、企業は一定の採用基準を設けています。その基準の一つに適性検査の結果があると考えましょう。
適性検査で不合格になるとすれば、企業の採用基準や求める人物像と、あなたの適性がたまたま合わなかっただけというケースがほとんどです。決して「自分の性格が悪いからだ」と決めつけて落ち込む必要はありません。
診断結果はあくまで採用判断の一つの要素にすぎません。ご縁がなかったと割り切りましょう。過度に不安を感じなくて良いです。自分に合う企業との出会いを求めて次の選考へ気持ちを切り替えていくことを大切にしてください。
嘘をつかず、正直な一貫性のある回答を心掛けよう
適性検査において最も避けるべきなのは、自分を良く見せようとして本来の自分とは真逆の答えを選んでしまうことです。これは、企業への適性と一貫性の担保の両面について逆効果です。
多くの検査では似たような質問を変えて繰り返すことで回答の一貫性を測定しています。そのため、嘘をつくと矛盾が生じます。これは、「信頼性に欠ける」と判断される原因になりかねません。
問題文を注意深く読みつつも自分を飾らず、ありのままの回答を心掛けてください。企業側の理想に無理に寄せる必要はありません。素直な自分で臨むことが、結果としてあなたにマッチした企業への内定につながります。
以下の記事では性格適性検査で出題される内容や回答のコツなどを解説しています。性格適性検査に不安を感じている人は、受検する前にチェックしておきましょう。
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