Q
大学3年生
男性
面接で「尊敬する歴史上の人物」を聞かれたら何と答えるべきでしょうか？
就職面接でよく聞かれる「尊敬する歴史上の人物とその理由」という質問への答え方に悩んでいます。
単に有名な人物を挙げるだけでなく、仕事への意欲や自分の強みと結びつけるにはどのように選べば良いのでしょうか？
面接官に好印象を与えられる回答方法を教えてください。
また織田信長や坂本龍馬のような有名な人物を挙げる場合のメリット・デメリット、逆にあまり知られていない人物を選ぶ場合の注意点なども知りたいです。
2人のアドバイザーが回答しています
質問日 :
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
あなたの価値観を示そう！ 人選よりも背景が重要
まず大前提として、この質問は厚生労働省の指針でしてはいけないタブーな質問とされています。思想信条にかかわるためです。
学生には答えない権利があるということは知識として知っておいてください。
ただし現実問題として「指針では……」と正論で返すと角が立つ可能性もあります。
自分の価値観から逆算して人物を選ぼう
そのうえでもし答える場合、誰を尊敬するか（その人選）は重要ではありません。なぜその人を尊敬するのかという背景が重要です。
面接官はその理由からあなたの価値観や「こうなりたい」という理想を知りたいのです。
ですから有名な人から探すのではなく、まず自分の価値観や理想を考えそれに近しい人物を探すという順番で考えると、答えやすいと思います。
好き嫌いで選ぶのではなく功績や行動に注目しよう！
歴史上の人物であっても悪名高い人物やビジネスにふさわしくない人物、あまりにマイナーで伝わらない人物は避けたほうが無難です。
答える際はその人物の特性や行動に触れ、どの点に共感し、何をまねしたいかを具体的に挙げてください。
有名な人物でも単に「かっこいいから」という理由ではなく、具体的な功績に焦点を当てることが大切です。
あなたがどのような価値観を持っているかを伝えるチャンスですので、人物選びは慎重におこないましょう。
ビジネスに通じる視点で理由を語ろう！
たとえば織田信長なら「身分に関係なく結果を出せる人を登用した実力主義」坂本龍馬なら「新しい体制をつくるために尽力したリーダーシップ」といったように、ビジネスに通じる視点で話すとよいでしょう。
単なる歴史好きとして語るのではなくその人物から学んだことをどう仕事に活かしたいかまで伝えられると、面接官にも納得してもらいやすくなります。
その人物の行動のどこに惹かれ、それを自分の仕事観にどう結びつけるかを整理して話せるように準備しておいてください。
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