面接に車で行っても印象が悪くなることはないと思います。

ただし、面接先が街中の会社である場合は駐車スペースがないことが多いため、車で行く場合でも、近隣でご自身で駐車スペースを確保する必要があります。

そこから歩いて向かうのであれば、会社に迷惑をかけることはないので問題ありません。

判断基準の一つとしては、求人情報や求人票に「自家用車通勤可」か「不可」かという項目があることが多いので、それを見て確認しましょう。

たとえば、「自家用車通勤可」でも「ただし駐車場は自分で手配してください」と書いてある場合もあります。

しかし、最も確実なのは、事前に企業に問い合わせてみることです。

「お世話になります。来週伺うのですが、公共交通機関から離れているため、車で行っても問題ないでしょうか？ 車を置く場所はありますか」というように、メールなどで問い合わせてみるのが一番安心です。

駐車場から見られている意識を持とう！

また、特に地方の会社などでは、一階の事務所などから駐車スペースが丸見えになっている場合があります。

その場合、駐車をするときの様子や降りてきた人の様子を見られる点には注意してください。

たとえば、「面接が終わってホッとしてタバコを吸う」という状況などは見られないようにするべきです。最後まで気を抜かないようにしましょう。

面接に車で行くこと自体はマナー違反ではありませんが、必ず事前に企業へ確認と許可を得ることが必要です。

企業の駐車場は来客や社員用であり、無断で利用すると業務に支障をきたし、「配慮がない」「マナー違反」と判断されるリスクがあるためです。

時間に余裕を持って行動しよう！

私の過去の支援でも、事前に連絡する際は「自家用車での訪問を希望しますが、貴社の駐車場の利用は可能でしょうか」と確認するように指導してきました。

不可の場合も「近隣の有料駐車場を利用します」と、企業の指示に従う姿勢を見せましょう。

事前確認を徹底し、渋滞なども考慮して公共交通機関を利用するとき以上に時間に余裕を持って行動することが必要です。