Q

大学3年生
女性

自己PRを簡単に作成するコツはありますか?

就活中で、自己PRを考える時間がないため、簡単に、かつ採用担当者に伝わる文章を作りたいです。

深い自己分析もできていなくて、みんなが持っているような「すごい経験」もないため、簡単に型にはめて作る方法を探しています。

何が自分の強みなのかわからないのですが、自己PRを簡単に作成するコツはありますか?

短時間で自己PRを形にしつつ、面接官に強みをシンプルに理解してもらうための構成や考え方についてアドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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国家資格キャリアコンサルタント/国際コーチング連盟(ICF)ACC

五十嵐 篤

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得意な行動パターンから型に当てはめて作る!

自己PRはすごい経験を書く場所ではありません。企業が知りたいのは、あなたが職場でどんな行動をとる人なのかという性格の傾向です。そのため、短時間で作るには、まず得意な行動パターンを選ぶことが実践のコツとなります。

日常を思い出し、理由と再現性を伝えよう

たとえば、「コツコツ続けるのが得意」「人の話を丁寧に聞ける」「締め切りを守れる」「工夫したりアイデアを出したりするのが好き」など、日常的に当てはまるものからでかまいません。

次に、その行動を実際にやったことが分かるエピソードを1つ思い出してみましょう。ぜひ、理由も付け加えてください。サークル、アルバイト、授業、友人との取り組みなど、大小は問いません。

そして最後に、「その強みが社会人としてどう役立つのか」をつなげれば、シンプルで伝わりやすい自己PRになります。

型としては「①私の強みは〇〇です(結論)」「②こういう行動をよく取るからです(理由)」「③実際に△△で〜(実例)」「④仕事では□□に活かしたい(再現性)」といった流れを使用しましょう。読んでいて論理的に理解できることが大切です。

重要なのは、ストーリーの立派さではなく、内容が明快で理解しやすく、どんな人なのかを想像できることです。

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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AIにアイデア出しさせる! 最終的には人の手で仕上げよう

気持ちはすごくわかるものの、簡単に作成したものは見抜かれてしまいます。そのリスクを理解したうえで以下のことを実践してみてください。

最初の一歩を簡略化する手段として、AI(人工知能)を使うという方法があります。

自分のPRしたい経験を入力し、「私の自己PRポイントを10個短い言葉で挙げてください」とプロンプトを打ち込むと、あっという間にキーワードが出てきます。

ただし、それを丸写しするとバレますし、つまらないものしかできません。そこからキーワードをピックアップして、自己PR文を完成させるためのアイデアとして活用します。線をつなげていくのは自分自身でおこなってください。

自分の当たり前の経験から強みを見つけ出そう

注意点としては、AIは本当に助けとしてのみ利用し、完全にAIで書いた文章にしないことです。現在はAIで書いた文章を見破るAIも存在します。そういうものに引っかかってしまうと最悪です。

自分で文章を作るための最初のアイデアとしてAIを使っていく、というくらいにとどめるようにしましょう。

さらに付け加えると、実は、すごい経験は自己PRには必要ありません。自分が当たり前だと思ってきた経験や積み重ねのなかに自己PRの種は潜んでいます。

それを引っ張り出すのが得意なのがAIです。その点で助けを借りるのは問題ありません。

もちろん最終的には、第三者の意見も取り入れながら「この文章をどう思うか」という視点で添削をおこなってください。

面接における自己PRで採用担当者に好印象を残す方法は以下の記事で解説しています。「どのような自己PRをしたら良いかわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。

時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、自己PRが3分で完成します

自己PRは就活において必ずといっていいほど必要になります。自己PRが曖昧なまま就活がうまくいかなかったという就活生は多くいます。

そこで活用したいのが「自己PR作成ツール」です。これを使えば、簡単な質問に答えるだけで誰であっても、あなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します。

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

簡単な質問に答えるだけで、強みが伝わる自己PRが作れます。
作成スタート【無料】

 ツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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