Q

大学3年生
男性

IT企業のSPIはどんな問題が出されますか?

就職活動を控えている大学3年生です。

IT企業への就職を目指していろいろと調べているのですが、「IT企業は特にSPIのボーダーが高い」「非言語分野で論理的思考力が問われやすい」といった情報を見て、どのような対策を優先すべきか不安を感じています。

非言語分野では、特に「推論」「確率」「場合の数」といった、論理的な思考が必要な問題が本当によく出題されるのでしょうか? それ以外にIT企業ならではの頻出分野はあれば教えていただきたいです。

また、言語分野や英語・構造的把握力といったオプション検査についても、IT企業はほかの業界と比べて実施されやすい傾向があるか知りたいです。

IT企業の採用担当者がSPIで特に重視しているポイントや、私が今から集中的に対策すべき分野について、アドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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国家資格キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

谷猪 幸司

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IT企業のSPI対策! 推論・確率・場合の数を徹底しよう

IT企業のSPIでよく重視されるのは、推論、確率、場合の数の三分野です。

この3つはトップ3に入ってくるため、最低限押さえておき、普通に解けるようになっておきましょう。この三分野を落としてしまうと、SPIの採用評価を著しく下げてしまうことにつながります。

企業研究が必須! 外資系では英語分野も頻出になる

言語分野や英語、構造的把握力といった分野がほかの企業と比べて実施されやすいかどうかは、そのIT企業が外資系なのかどうかによって大きく差が開いてきます。

外資系であれば、英語の分野が求められる可能性が高くなります。

SPIをおこなう目的は、企業が「うちの企業に合うのか」を見極めるためです。そのため、SPIを受験する前に、その企業がどういうことをやっているかを調べるようにしましょう。

外資系寄りであれば英語が求められるでしょうし、そうでなければそこまで求められない可能性があります。

キャリアコンサルタント/ワーズアンドキャリア代表

楳内 有希子

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論理的思考力を問う問題が出題される! 時間配分も鍵

IT企業のSPIでは、非言語分野、特に推論・確率・場合の数など、論理的思考力を問う問題の比重が高い傾向があります。これは、システム開発やデータ処理など、論理的な構造を正確に理解・処理する力が求められる職場環境だからです。

また、理系学生を多く採用する傾向のある企業では、一定水準以上の非言語力を前提とするため、SPIの絞り込みラインも高めに設定されていることがあります。

そのため、まずは推論・確率・図表の読み取りといった分野を重点的に復習し、時間配分の感覚を身に付けるのがおすすめです。

コミュニケーションが必要なIT企業では、言語分野も重視される

とはいえ、言語分野についても軽視はできません。 IT企業はチームでの協働やユーザー対応も多いため、文章の要点把握や語彙力も評価の対象になることがあるからです。

さらに、大手企業やグローバル志向の強い企業では、英語や構造的把握力といったオプション検査が課されるケースもあります。志望企業の選考情報を早めに確認しておきましょう。

SPI対策に取り組む際は、単なる得点だけでなく、仕事で必要なスキルを測る試験ととらえて取り組むと、学習のモチベーションも高まります。

問題集や模試を通じて自分の苦手分野を早めに把握し、戦略的に対策を進めていきましょう。 焦らず着実に力を付けていけば、SPIは突破できるはずです。

以下の記事ではSPIの出題内容や対策方法などを網羅的に解説しています。これからSPIを受検する予定があり、少しでも不安を抱えている人は一度目を通しておきましょう。

時間がない人におすすめ!
無料でSPI問題集&模試が受けられます

志望度が高い企業にSPIで落ちてしまうのは本当にもったいないです。しかし何冊も問題集を解くのは時間が足りないですよね。

そこで「SPIパーフェクト問題集&模試」を活用しましょう。この問題集を使えば解く上で重要なポイントの解説を見ながら効率よく勉強することができます。

また本番形式の模試も付いているので、前もって本番の感覚をつかむことができますよ。

ぜひ活用してSPIを突破しましょう。

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