この記事のまとめ
- SPIは6〜7割が平均的なボーダーライン
- 企業によってボーダーラインの目安は異なる
- 得点率の見極め方や科目別の攻略方法も解説
毎年多くの就活生が受験するSPI。「最低でも何割取れば合格できるのか」「得点できているか知る方法はある?」などの疑問を抱えている人も多いでしょう。
SPIの合格ラインは企業によって異なるので、具体的な目標点を設定しづらくなっています。そのため、SPIの勉強を始める前に、まずは企業ごとのボーダーラインの目安やSPIの結果が選考過程でどのように扱われるかをしっかり理解しておくことが重要です。
この記事では、キャリアアドバイザーの柴田さん、西さん、木原さんのアドバイスを交えつつSPIの得点目標の考え方について解説します。SPIを受ける予定がある人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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SPIは企業ごとに何割必要かが異なる! 状況に沿って目安を把握しよう
SPIは企業によって何割の正答が必要かが異なるので、目安を把握したうえで対策する必要があります。また言語分野や非言語分野など、SPIの出題範囲は幅広いため、それぞれ対策することが大切です。
この記事では、SPIの構成や科目別の攻略法、企業規模別のボーダーラインなどを解説します。まずは基礎知識や企業ごとの特徴を押さえてSPIの全体像を把握しましょう。
またSPIで高得点を取ることの意味や、点数以外の評価ポイントも解説します。よく知られた特徴以外の評価基準も深掘りするので、試験の実態をつかめますよ。
記事の後半では、SPIで高得点を取って選考を突破したい人に向けて今からできることを紹介します。SPIを受ける前に、どんな準備や心構えが必要か理解して試験に臨めるようになりましょう。
SPIのボーダーについては以下の記事でも解説しているので、高得点を取ってボーダーを超えるためのポイントを確認してみてください。
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SPIのボーダーは、企業や出題科目によって異なります。記事では、キャリアコンサルタントとともにボーダーを突破するための方法を4ステップで紹介します。SPIのテストで企業に合格できるか不安に思っている人はぜひ参考にしてください。
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SPIは6〜7割が平均的なボーダーラインとされている
一般的にSPIでは6〜7割がボーダーラインといわれているため、8割以上得点できれば選考を通過しやすくなります。ただし、この数字は目安であり、企業や職種によって求められる得点は異なります。人気企業の場合、ボーダーラインが9割である可能性もあるのです。
重要なのは、この6〜7割という数字を最低限の目標としてとらえ、可能な限り高得点を目指すことです。特に人気の企業や職種では、SPIのボーダーラインが厳しくなる可能性があるため、より入念な対策が必要となることを覚えておきましょう。
SPIは応募者の能力を客観的に評価する一つの指標として多くの企業が導入しています。SPIの結果によって選考に進むかどうかが決まることも少なくありません。
SPI対策を怠ることは、自分の将来を左右する大きなリスクを抱えることになります。しっかり対策し、ほかの応募者との差をつけることで、内定獲得の可能性を高めましょう。
実はSPIに明確なボーダーラインはない! 評価の実態に注意しよう
実はSPIに明確なボーダーラインはない! 評価の実態に注意しよう
- SPIは点数よりも偏差値で評価される
- 企業によってボーダーラインが異なる
- SPIの点数を重視しない企業もある
- 性格検査の結果次第で落ちることもある
SPIの平均的なボーダーラインとして6〜7割が基準ですが、これは一般的な目安に過ぎません。実際のところ、SPIには明確なボーダーラインが存在しないのです。ただし、企業によってSPIの結果の扱い方に違いがあるので、事前に傾向を知っておくことが大切です。
ここでは、SPIの評価の実態について解説するので、SPIの評価基準を理解してより効果的な対策を立てましょう。
SPIは点数よりも偏差値で評価される

多くの企業ではSPIの評価を単純な点数ではなく、偏差値でおこなっています。偏差値とは、受験者全体のなかでの相対的な位置を示す指標です。つまり、同じ点数でも受験者全体の成績によって評価が変わる可能性があるのです。
たとえば、SPIで7割の点数を取得しても、受験者全体の成績が高ければ偏差値は低くなります。逆に、5割しか正答しなかったとしても受験者全体の成績が低ければ、偏差値が高くなるということです。
そのため、SPIの問題が難しかった場合、受験者全体で得点が低くなる可能性があるので、自身の出来栄えが悪くても、選考を通過できるかもしれません。
SPIの偏差値を高くしたい人には、こちらの記事もおすすめです。導入社数が最多の適性検査であるSPI3について、攻略ポイントも含め解説しています。
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企業によってボーダーラインが異なる
SPIのボーダーラインは企業ごとに異なるので、エントリーする企業ごとに合わせて対策することは難しくなっています。また企業規模や職種、採用年度によってもボーダーラインは変わります。
たとえば、総合職と一般職でボーダーラインとなる偏差値が異なっていたり、応募者が多い年度ではボーダーラインが例年より高くなったりするのです。
共通する点としては、募集人数に対して応募人数が多くなるほど、ボーダーラインが高くなることが挙げられます。企業の採用人数は年度ごとに変わるので、近年の採用人数から増減しているかを確認すれば、SPIのボーダーラインが高くなりやすいかを判断しやすいでしょう。
SPIの点数を重視しない企業もある
企業のなかにはSPIの点数をそれほど重視せず、単なる参考程度として扱うケースもあります。このような企業では、面接やほかの選考方法で、より詳細に候補者を評価している可能性が高いです。
特に、独自の企業理念や文化を重視するベンチャー企業などでは、SPIよりも面接やグループワークでの評価を重視する傾向があります。つまり、SPIの点数が低くても、企業によってはほかの選考で挽回できる可能性があるのです。
ただし、企業がSPIの点数を重視しているかは推測しかできないため、どのような企業を受けるとしても入念な対策は必須といえます。
- SPIの得点率が低いなか選考を通過した場合、面接でどのようにフォローすべきですか?
面接で今後の就活準備に対する向き合い方を伝えよう
先方から面接時にSPIの結果が芳しくなかったと伝えられたわけではないのなら、あえてこちらから話題にする必要はないでしょう。
聞かれてもいないのに準備する時間がなかった、テストは苦手、などあれこれ言い訳すると就活にしっかり取り組んでいないのか、ととらえられ、藪蛇になってしまいます。
もし面接時にそこに関する何らかの質問をされた場合は、自分の準備の不十分さや対策の甘さについて言及した後、これからもう一度気分を改めてしっかり就活準備に向き合っていくという姿勢をアピールするようにしましょう。
性格検査の結果次第で落ちることもある
能力検査とは
知的能力を測定するための検査。SPIでは応募者の論理的思考力や数理的能力、言語能力などを客観的に評価するためにおこなわれる
性格検査とは
性格の特徴を測定するための検査。SPIでは応募者の行動傾向や価値観、対人関係スキルなど把握し、職場適応性を予測するためにおこなわれる
SPIは能力検査と性格検査の2つの要素で構成されています。企業によってどちらを重視するかは異なるため、能力検査の点数が高くても性格検査の結果が企業の求める人物像と合致しない場合、不合格になることがあるのです。
一方、能力検査の点数が平均的でも、性格検査の結果が企業の理想に近ければ合格する可能性もあります。つまり、SPIの評価は単純な点数だけでなく、総合的な判断でおこなわれているのです。
このように、SPIの評価は複雑で、企業ごとに異なります。そのため特定の点数や偏差値を目指すだけでなく、志望企業の特性や求める人材像を理解したうえで、バランスの取れた準備をすることが大切です。
性格検査を事前に対策したい人は、こちらの記事もチェックしておきましょう。性格検査の種類や性格検査で落ちる回答の特徴まで解説しています。
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- SPIの得点が高くても、不合格になることは本当にありますか?
SPIは選考の一部であり点数が高ければ合格できるわけではない
SPIの得点が高くても、不合格になることは実際にあります。SPIはあくまで選考の一部であり、企業が求める人物像を判断するための一要素です。
SPIで高得点を取ったとしても、それで採用基準をすべて満たしているわけではありません。
もちろん得点が高いことは能力や適性の証明になりますが、企業はそれだけでなく、面接やグループディスカッション、エントリーシートなどを通じて、応募者の人間性やコミュニケーション能力、企業文化との適合性なども確認しています。
したがって、SPIの対策をしっかりおこなうことは重要ですが、ほかの選考過程についても十分に準備し、バランスよく自分をアピールすることが必要です。
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キャリアアドバイザーに聞く! 企業規模別のSPIのボーダーラインの目安
キャリアアドバイザーに聞く! 企業規模別のSPIのボーダーラインの目安
- 大手・有名企業の場合
- 中堅~中小企業の場合
- ベンチャー企業・スタートアップの場合
SPIの評価の実態について解説しましたが、企業規模ごとにSPIのボーダーラインの目安を知りたい人もいるのではないでしょうか。自身がエントリーする企業の規模に必要な得点の目安を理解することで、効率良くSPIの対策を進められます。
ここでは多くの求職者を支援し、各業界に詳しいキャリアコンサルタントに、企業規模別のSPIのボーダーラインの目安について聞きました。
大手・有名企業の場合
大手・有名企業は、応募者が殺到することで一般的に高い得点率が求められるため、SPIのボーダーラインの目安を知っておきたい人も多いのではないでしょうか。
ここではキャリアコンサルタントの柴田さんに、大手・有名企業のSPIのボーダーラインの目安を聞きました。大手企業や有名企業にエントリーする人は、選考の第一段階を突破するためにも、チェックしておきましょう。
- 大手・有名企業のSPIのボーダーは?
広告代理店や金融業界、倍率の高い企業はSPIで絞り込みをする
大手企業は一般的にSPIの結果を重視し、ある程度のスコアが出ていなければ絞り込みをするところも多いと聞きます。そのなかでも、広告代理店やコンサルティングファーム、金融業界などは特に厳しいといわれています。
また、倍率の高い人気企業なども選考人数を絞り込むため、SPIで絞り込みをすることも多々あります。
これ以外でも、大手外資系企業はさらに厳格なルールを設けており、たとえほかの項目で優秀であったとしても、SPIの結果が思わしくなければ容赦なく絞り込みします。
結果の評価ポイントについては、言語・非言語でバランスが取れているに越したことはありませんが、文系職種だと言語系のポイントが重視され、技術職だと非言語、特に数学的能力に重きが置かれます。
広告代理店や金融業界などへ就職を考えている人は、以下の記事もチェックしておきましょう。広告代理店に向いている人の特徴や、金融業界に入るために必要な準備まで解説しています。
広告代理店
広告代理店の5つの仕事内容|やりがいから厳しい面まで実態を解説!
金融業界
金融業界を徹底調査! 押さえておくべきトレンドや対策まで大解剖
中堅~中小企業の場合
中堅〜中小企業は大手企業ほど厳しい基準を設けていないといわれていますが、実際はどうなのでしょうか。
ここではキャリアコンサルタントの西さんに、中堅〜中小企業のSPIのボーダーラインの目安を聞きました。中堅〜中小企業を志望する人は、SPI対策を始める前に目を通しておきましょう。
- 中堅〜中小企業のSPIのボーダーラインの目安について、解説していただきたいです。
中堅~中小企業のボーダーラインは一般的には4~5割前後といわれている
有名大手企業が8割前後に対して、比較的優しめです。4~5割というと一見難しそうに感じますが、毎日勉強していれば軽く超えていけるラインです。
中堅~中小企業では、SPIだけで絞り込みするとは考えにくいです。SPIの結果と履歴書や面接など、総合的に判断されると考えてください。チームワークが求められる企業では、性格検査の結果が重視されることが多いです。
性格検査は企業や部署の風土にマッチしているかどうかを判断します。ただ、性格検査に対して対策を立てるのはやめておきましょう。そのままの自分を出したほうが良いです。
志望企業の規模がわからない場合は、こちらの記事をチェックしておきましょう。大企業と中小企業の定義について、詳しく解説しています。
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大企業の定義、中小企業やみなし大企業、大手企業、上場企業との違いをキャリアコンサルタントとともに解説。見分ける方法や、大企業で働くメリットや企業選びの注意点についても詳しく説明します。
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自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう
ChatGPTを使った自己PR作成ツールはもう試しましたでしょうか?
簡単な質問に答えていくだけでChatGPTが自動で魅力的な自己PRを作成します。
作った自己PRは選考で活用できるものになっているので、ぜひ活用して採用される自己PRを完成させましょう。
(リーダーシップが強みの場合)
ベンチャー企業・スタートアップの場合
ベンチャー企業やスタートアップでは、SPIなどの学力よりもモチベーションや行動力などの資質を重視するといわれていますが、実態はどうなっているのでしょうか。
ここではキャリアコンサルタントの木原さんに、ベンチャー企業・スタートアップのSPIのボーダーラインの目安を聞きました。ベンチャー企業・スタートアップを志望する人は、自身が対策を重視すべきことを判断するためにも、チェックしておきましょう。
- ベンチャー企業・スタートアップのSPIのボーダーは?
SPIのボーダーラインは低く能力・性格検査が重視される
ベンチャー企業やスタートアップでは、SPIのボーダーラインが大手企業と比べてやや低めに設定されていることが多いです。
なぜなら、成長性や柔軟な思考力などを重視する傾向が強く、SPIの結果だけで判断するケースが少ないためです。SPIの得点は一定の基準を満たせば合格となり、ほかの選考要素と総合的に判断される傾向があります。
ベンチャー企業・スタートアップでは、能力・性格検査で「挑戦心」や「リーダーシップ」「柔軟性」など、企業の文化やミッションに共感できるかが重視されます。
SPIでの高得点だけに頼らず、自分の価値観や志向性が企業に合致しているかを見極め、面接などでそれをしっかりアピールすることが重要です。
ベンチャー企業やスタートアップへの就職を検討している人には、以下の記事がおすすめです。ベンチャー企業の多い業界や、スタートアップとベンチャーの違いを解説しています。
ベンチャー企業
20社を徹底比較!ベンチャー企業に向いている人の特徴とは?
スタートアップとベンチャーの違い
スタートアップとベンチャーの違いとは? 企業の特徴や見極め方も解説
口コミで「SPIが高得点のときの証拠」とされている指標を紹介!
口コミで「SPIが高得点のときの証拠」とされている指標を紹介!
- 言語分野の場合
- 非言語分野の場合
- そのほかの問題の場合
SPIで自身がどれくらい得点できているか、気になる人も多いのではないでしょうか。明確に自身の得点を把握する方法はありませんが、口コミで「SPIが高得点のときの証拠」とされている指標があります。
ここでは分野ごとに高得点のときの証拠とされている指標を解説するので、参考程度に目を通しておきましょう。
言語分野の場合
言語分野は、言葉の意味や話の要点を理解できているかを測るために、国語の問題が出題されます。言語分野での正答率が高い場合、以下のような傾向が見られるかもしれません。
言語分野の正答率が高いとされている指標
- 長文読解の問題が多い
- 長文の内容一致問題で複数の答えを選ぶチェックボックス形式が多い
- 長文読解の抜き出し問題で文字数制限がない
言語分野では、長文読解問題の数や形式が高得点の指標となります。長文が複数出題されたり、チェックボックス形式や抜き出し問題が含まれたりすると、高得点の可能性が高いとされています。
これらの問題は難易度が高く、前半の正答率が良かった受験者に出題される傾向があるためです。ただし、これらの指標は絶対的なものではないので、目安としてとらえておきましょう。
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非言語分野の場合
数的な処理力や論理的思考能力を評価する非言語分野では、計算や推論などさまざまな問題が出題されます。推論とは、文章・数値・図などの与えられた情報から、正しい選択肢を選ぶ問題です。
非言語分野で高得点を獲得できていると、以下のような出題傾向があるといわれています。
非言語分野の正答率が高いとされている指標
- 非言語分野の初めに4タブ形式(1つの設問に対して4つの小問がある形式)の問題が出題される
- 推論問題の出題数が多い
- 推論問題でチェックボックス形式が出題される
非言語分野では、問題の形式や推論問題の割合が高得点の指標とされています。具体的には、4タブ形式の問題や推論問題が多く出題されると、高得点の可能性が高いと考えられます。
特に推論問題は難易度が高いため、その出題数が多いほど正答率が高くなると考えられるでしょう。ただし、これらの指標は絶対的なものではなく、必ずしもすべての受験者に当てはまるわけではありません。
SPIの結果は最終的に偏差値で評価されるため、同じ問題傾向でも受験者全体の成績によって評価が変わる可能性があることを覚えておきましょう。
そのほかの問題の場合
SPIのそのほかの問題でも、問題の難易度や数が高得点の指標となるようです。言語・非言語以外の問題では、正答率が高い場合、以下のような傾向が見られるかもしれません。
そのほかの問題の正答率が高いとされている指標
- 英語の長文読解問題が複数出題される
- 構造的把握力の問題が繰り返し出題される
- 全体的に時間内に解き終わらない
構造的把握力の問題とは
複数の情報から共通性や関係性を見つける問題。たとえば、複数の文章から意味や構造が似ているものを選ぶような問題が出題される
英語試験では長文読解の出題回数が多くなったり、構造的把握力の問題では同じ形式の問題が繰り返し出題されたりすると、正答率が高い可能性があるといわれています。
総じて、難易度の高い問題ばかりで全体的に時間が足りないと感じる場合は、好成績の兆候かもしれません。
SPIで高得点の傾向が見られなかったとしても、志望先の企業が設定されるボーダーラインによっては、特に問題ないと判断されるケースもあります。
また、SPI以外にも選考の指標がある会社であれば、たとえSPIの結果が良くなかったとしても、ほかの審査で高得点をあげていればその段階の選考に通過することもあります。
構造的把握力問題を対策したい人は、こちらの記事もチェックしておきましょう。構造的把握力検査の構成や、高得点を狙う方法を解説しています。
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構造的把握力検査って何? 勉強方法やコツを例題付きで解説!
当サイトでは、構造的把握力検査の勉強法や高得点を取るコツについて解説しています。効率の良い勉強法や、例題もご紹介。キャリアコンサルタントの具体的なコメントも記載しているため、これから構造的把握力検査を受ける方はぜひご覧ください。
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SPIの結果が気になる人は、以下の記事をチェックしておきましょう。SPIの結果を問題から予測する方法や評価のポイントを解説しています。
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SPIの結果を予測する方法! 評価基準や結果の確認方法も解説
この記事では就活生向けにSPIの基本を解説したうえで、合格基準やSPIの結果を予測する方法を解説します。キャリアアドバイザーによる企業側の視点も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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公務員試験のSPIは何割以上? SPI式の試験で必要な得点をプロが解説
公務員の採用試験では、一般的な公務員試験の代わりにSPIで選考をおこなう自治体もあります。それでは、公務員試験で課されるSPIでは何割以上がボーダーラインの目安となるのでしょうか。
ここではキャリアコンサルタントの西さんに、公務員試験のSPIで必要な得点について詳しく聞きました。
アドバイザーコメント
西 雄一
プロフィールを見る東京都や大阪府などの大規模自治体のボーダーラインは8割前後になる
SPI方式の公務員の採用試験のボーダーラインの目安が8割前後とはいっても、人気もあり競争も激しいため、もっと点数を取れたほうが安全です。
中規模自治体になると7割以上、小規模自治体で6割以上が目安です。ただ、倍率などによっても左右されるので、あくまでも「目安」と考えてください。
職種間や民間企業との違いを理解しておくことが大切
特に事務職では高いスコアが求められます。技術職では、SPIの結果に加えて、専門試験の結果も大きなウエイトを占めます。体力試験がある警察官や消防士もSPIだけで判断されることはありません。
民間企業のSPIと公務員のSPIは異なります。公務員は公平性を保つためにスコアの基準が決まっているのに対して、民間企業はその企業独自の判断基準がある場合が多いです。
やはり就職してから周りと歩調を合わせられるのかどうか、また、早期離職につながらないかどうかを判断しているのだと考えられます。
公務員試験ではSPIの結果が選考課程において重要視されますが、民間企業ではSPIはあくまでも採用試験の評価の一部であり、人物重視の企業も多くあります。
公務員と民間企業を併願する予定の人には、こちらの記事がおすすめです。公務員就職と民間就職の違いや、併願を成功させるコツまで解説しています。
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公務員と民間企業の併願で共倒れ? 状況別で両立のコツを解説
公務員と民間企業の併願は可能です。まずは併願するメリットデメリットを理解しましょう。この記事では公務員と民間企業を併願するためのコツをキャリアコンサルタントが解説します。
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これだけは押さえよう! SPIの科目別攻略法
これだけは押さえよう! SPIの科目別攻略法
- 言語分野:長文問題と文章理解がカギ
- 非言語分野:基礎的な計算力と論理的思考力が重要
- 英語分野:基本的な文法と読解力を磨く
SPIで何割得点すれば良いか目安がわかったら、実際に対策を始めましょう。各科目にはそれぞれ特徴があり、効果的な攻略法を理解することが高得点につながります。
ここではSPIの科目別の攻略法を解説するので、試験に臨む前に必ず目を通し、効率的な対策を立てましょう。
言語分野:長文問題と文章理解がカギ
言語分野では、文章の読解力と論理的思考力が試されます。数ある問題のなかでも、特に長文問題と文章理解問題が重要です。これらに必要な能力としては、文章の要旨や筆者の主張を素早く把握することが挙げられます。段落ごとの主題を理解し、全体の流れをつかむことが高得点を取ることにつながるでしょう。
具体的な対策方法としては、さまざまなジャンルの文章に慣れるために、新聞や雑誌などを読むのがおすすめです。文章を読むと同時に、難しい言葉や慣用句などの意味を確認し、覚えていくことで、より深い文章理解が可能になります。
なお、実際に問題を解く際は、まず設問を読んでから本文を読むようにすると効率的です。長文問題では想定より時間がかかり、最後の問題に達しないケースがあるので、最初に設問を把握したうえで本文を読みましょう。
「語彙力」と「文章理解」を重点的に対策することが重要です。まず、頻出する漢字の読み書きや同義語・対義語の問題に慣れましょう。
また、長文読解のスピードと正確さを向上させるために、日常的に新聞やビジネス文書を読み、要点を素早く把握する練習を積むことをおすすめします。
SPIの言語分野が苦手な人は、こちらの記事をチェックしておきましょう。SPIの対策として優先的に暗記すべき漢字や、高頻出の熟語一覧を紹介しています。
SPIの言語の対策
SPIの言語の対策方法|短期間で高得点を取るコツを解説
SPIの漢字対策
SPIの漢字対策は暗記だけでは不十分! 出題形式と対策法を解説
非言語分野:基礎的な計算力と論理的思考力が重要
非言語分野では、数学的思考力や図形の把握力が試されるので、基礎的な計算力と論理的思考力を磨くことが重要です。まずは基本的な四則演算をスピーディーにおこなえるようにしましょう。加えて、分数や割合の計算、図表やグラフの読み取りに慣れておくことが大切です。
特に論理的思考力を問う推論問題が多く出題されるため、重点的に対策をおこないましょう。推論問題では、パターンを素早く見抜く力が重要になるので、さまざまなタイプの問題を解き、傾向をつかんでおくことで本番での対応力が上がります。
非言語分野で十分な得点率を上げるためには、問題を見て、「何の問題なのか」を素早く把握することが重要です。
割合・損益算・速度算など問われている問題の種類を理解し、公式を思い出して問題を解いていくことが大切ですよ。また、慣れてきたら時間を計ってスピーディーに解くことを意識していきましょう。
SPIの非言語分野をしっかり対策したい人は、こちらの記事がおすすめです。問題ごとの傾向や対策ポイントを解説しています。
非言語の基礎
SPI非言語は対策すれば怖くない! 出題傾向や例題を徹底解説
推論
SPIの推論が得意になる! 頻出の出題11パターンを徹底解説
計算問題
SPI計算問題の攻略法|問題別対策方法やコツを例題付きで解説
四則演算
四則逆算を短時間で解くコツ&基本3法則|8つの例題で徹底対策
英語分野:基本的な文法と読解力を磨く
英語分野は、単語や文法のような基礎知識がないと問題を解くことが難しいので、早めに対策に着手することが重要です。英語分野の問題は同意語と反意語の選択問題から、長文読解や和文英訳まで幅広く出題されます。
まずは文法の基礎と単語力をつけて、英文を正確に理解できるようにしましょう。そしてさまざまな英文を読むことで、効率的に英文から情報を把握する力を養うことができます。
一般的に高卒レベルの英語力で解ける問題が出題されるといわれているため、中学・高校の教科書や参考書で復習するのがおすすめです。またTOEIC対策をおこなったことがある場合、それらの知識はSPIでも役立ちます。
なおSPIの英語分野よりもTOEICのほうが難易度が高いといわれているので、中学・高校の教科書を読み進めた後に、さらに対策をしたい人はTOEICの参考書も活用すると良いでしょう。
SPIの英語に不安がある人は、こちらの記事もチェックしておきましょう。SPIの英語の例題や高得点を狙うためのポイントを紹介しています。
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SPI英語は出題形式を押さえて効率よく学習する必要があります。この記事ではSPI英語の勉強法高得点を狙うために押さえておくポイントなどをキャリアコンサルタントが解説します。SPI英語の例題と回答も紹介しているので参考にしてください。
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SPIのような制限時間内で数多くの問題を回答するタイプのテストでは、とにかくその問題や傾向に慣れておくことが大切です。英語では特に過去問題を繰り返し解いておきましょう。
対策本には予想問題も載っていることがあるので、これらもチェックしておきます。
準備を進めよう! SPIで高得点を取るための5ステップ
準備を進めよう! SPIで高得点を取るための5ステップ
SPIで高得点を獲得するためには、計画的な準備が欠かせません。ここではSPIで高得点を取るための5ステップを解説するので、本番で実力を発揮できるように準備を進めましょう。
これらのステップを順番に実践することで、自分の弱点を克服し、得意分野をさらに伸ばしやすくなりますよ。
SPIの対策はいつから始めればいいのか悩んでいる人はこちらの記事を参考にしてみてください。SPI対策の計画の立て方や効果的な勉強法をまとめています。
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多くの就活生がSPIを受検することになりますが、いつから対策を始めたら良いかわからない人もいるでしょう。この記事ではキャリアコンサルタントと一緒に、SPI対策をいつから始めるべきかの考え方や具体的な勉強方法を解説します。
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①苦手分野を集中的に克服する
SPI対策では、まず自分の苦手分野を特定し、集中的に克服することで効率良く対策を進められます。たとえば、非言語分野が苦手な場合は、数学の基礎から丁寧に復習し、徐々に難易度を上げていく勉強方法が効果的です。
言語分野が苦手な場合は、文章読解の練習を重ねたり、語彙力を強化したりすることが大切です。苦手分野に時間をかけることで、スコアアップにつながります。
また、苦手分野を克服する過程で自分の弱点や学習スタイルを理解できるので、より効率的な学習方法を見つけることができるでしょう。
問題を解き始めたらキリがありません。そのため、各単元で、どの参考書にも掲載されているような代表的な問題を中心に克服していきましょう。
テキストに書かれている問題については、応用問題以外はすべて解けるように練習していってくださいね。
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②時間配分を意識した練習を繰り返す
SPIは制限時間内に多くの問題を解く必要があるため、時間管理能力が重要です。各問題に適切な時間を割り当て、その時間内で解答する練習を繰り返しおこないましょう。時間を計りながら問題を解くことで、本番でのペース配分がつかめるようになります。
また、時間内に解ききれなかった場合の対処法も考えておくと良いでしょう。たとえば、難しい問題に時間をかけず、簡単な問題から確実に解いていくなどの戦略を立てておくことが大切です。
時間配分を意識した練習を重ねて、本番での焦りを軽減し、冷静に対応できるようになることを目指しましょう。
- 7割以上の得点を目指す場合、どのように時間配分すべきですか?
できるだけ得意分野から回答して効率的に点数を稼ごう
SPIに限らず、どのような試験でもそうですが、とにかく得意な分野から先に回答しましょう。1点でも得点を伸ばすには、一つでも多くの設問に回答するのは必須です。
得意な分野であれば回答するのに時間もかからないので、ここでまず点数を稼げるだけ稼ぎます。
逆に苦手な問題からやってしまうと、得意分野より回答に時間がかかってしまうので、回答できる設問の総数がどうしても減ってしまいます。
分野だけでなく、問題を一つひとつ回答しているとき、さっと答えが思い浮かばないのであればその設問は後回しにし、立ち止まらないようにすると良いでしょう。
SPIを時間内に解けるか心配な人は、こちらの記事がおすすめです。試験方式ごとの制限時間や時間配分のコツを解説しています。
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SPIの所要時間がわからない人やSPIを時間内に解けないなど、SPIの時間に関する悩みを持つ人向けに、キャリアコンサルタントとSPIの時間の特徴やスピーディーに解くコツを解説します。記事を参考に、SPIをマスターしましょう。
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③過去問を解いて類似問題に慣れる
SPIでは似たようなパターンの問題が出題されることが多いため、過去問を繰り返し解くことが効果的です。過去問を解いて問題の傾向を知ることで、効率良く解く力が身に付くので、本番での対応力が向上します。
また、答え合わせをするときに解説をしっかり読み込むことで、自分の間違いを分析し、同じミスを繰り返さないよう注意することが大切です。
過去問を解く際は単に問題を解くだけでなく、なぜその解答になるのかを理解することで、類似問題に遭遇した際にも柔軟に対応できるようになります。過去問を繰り返し解いて、SPIの出題傾向や正答率を高めるコツをつかみましょう。
過去問は最低でも3回以上解くことがおすすめです。
1回目は、問題形式や自分の得意・不得意を把握するために取り組みます。2回目は、間違えた問題や理解が曖昧な部分に重点を置いて解き、理解を深めます。
3回目以降は、本番を意識して時間配分を確認しながら取り組み、得点率が安定するまで繰り返し解きましょう。過去問を繰り返すことで、出題パターンに慣れ、正答率を高めることができます。
④模擬テストで実践力を養う
実践力を養うために、参考書に付属する模擬テストを積極的に活用するのがおすすめです。本番と同じ条件で模擬テストを受けることで、自分の現在の実力を客観的に把握できます。また、本番の雰囲気にも慣れることができ、試験当日の緊張を軽減することにもつながります。
なお、模擬テストはネット上でも気軽に受けられるので、以下を参考にしてみてください。
無料で受けられるSPIの模擬テストの例
模擬テストを受けたら、その結果から弱点を見つけて対策を立てて、さらに効果的な学習に役立てることが大切です。弱点を対策できたら繰り返し模擬テストを受けることで、自分の成長を実感することができます。これを繰り返していくことで、モチベーションの維持にもつながりますよ。
SPIの模擬テストを受けて、難しいと感じた人は以下の記事をチェックしておきましょう。難しいと感じたときの原因を特定したり、得意と不得意を見つけたりする方法を解説しています。
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⑤テストの直前は得意分野の底上げに注力する
テスト直前は、得意分野の底上げに注力することで、さらに高得点を狙いやすくなります。苦手分野の克服も大切ですが、直前になって新しいことを詰め込むとかえって逆効果になる可能性があります。
むしろ、自信を持って解ける分野をさらに強化し、確実に得点できるようにすることがテスト直前においては重要です。得意分野で高得点を取ることで、苦手分野でのミスをカバーすることができ、全体的なスコアアップにつながります。
また、得意分野を復習することで自信がつき、テスト本番での心理的な安定にもつながるので、テストの直前ではこれまでの学習の仕上げとして、得意分野を中心に復習しましょう。
- SPI対策は参考書やWeb教材などがありますが、効率的に勉強するなら何で対策すべきですか?
勉強時間を確保するのが難しい場合はWeb教材がおすすめ
Web教材を活用することで、スキマ時間に動画を視聴でき、それに関連する問題をスマホで解いていくため効率的に対策することができます。
また、動画と問題がセットになっている教材が多いので、これを活用するのもおすすめです。YouTubeにも優れた解説動画があるので、楽しく勉強ができるかもしれません。
時間がある場合は、参考書を一冊用意し、計画を立てて勉強するようにしてみてください。一日にどのくらい進めるのかをあらかじめ計画して実行することで、余計な時間をかけずに対策を進めることができます。
どの参考書を使うか迷う人は、こちらの記事も必読です。SPI講師とともにおすすめの参考書と自分に合う選び方を解説しています。
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SPIにまつわる疑問をプロが解消しているQ&Aも併せて参考にしよう
この記事を読んでいる人のなかには、「自分の対策方法で良いのだろうか」「もっと知っておくべきことはないのか」とSPIに不安を感じている人もいるのではないでしょうか。
そこでここでは、PORTキャリアに寄せられたSPIに関する6つのQ&Aを紹介します。キャリアコンサルタントによる回答を参考にSPIの理解を深めて、さらに高得点を目指しましょう。
SPIは企業別の得点の目安を知ったうえで自身のベストスコアを目指そう
SPIで何割必要かどうかは、企業によって異なるため、志望する企業のボーダーラインの目安を知ることは大切です。しかし、その基準を最低限の目標とするのではなく、あくまでも参考程度にとらえ、自己のベストを尽くすことが後悔しないために重要といえます。
記事では企業規模別のSPIのボーダーラインの目安を解説したので、志望する企業の得点の目安を知るうえで参考にしてくださいね。
ボーダーラインの目安をもとにいざSPIの対策を始める際は、解説した科目別攻略法や高得点を取るための5ステップで効率的に準備を進めて選考を通過し、内定を勝ち取りましょう。
アドバイザーコメント
木原 渚
プロフィールを見るボーダーラインは企業ごとに異なるが一定の基準を達しないと次につなぐのが難しい
SPIの得点をどの程度取るべきか気になる気持ちはよくわかります。ボーダーラインは企業や業界によって異なりますが、SPIの結果は企業があなたの基礎的な能力や適性を判断するための一つの指標になるため、得点が一定以上であることは安心材料になります。
SPIの得点は次の選考ステージに進むための「通過証」とも言えるでしょう。特に大手企業や人気企業では、SPIの得点が一定の基準に達していなければ、その後の選考に進むことが難しくなります。
SPIは対策をすれば高得点が取れるためほかの選考要素もバランスよく取り組もう
実際に、SPIの得点が低いと、いくらほかのスキルや経験が優れていても、最初の段階で選考から外されてしまうリスクがあります。
逆に、しっかりと対策をおこない、高得点を取ることで、企業に対して自分の能力を証明し、面接などの次のステージに進むチャンスを確実に得ることができます。
SPIの結果はあくまで一つの指標に過ぎませんが、就活の成功を大きく左右します。しっかりと対策し、準備を怠らないようにしましょう。自分を最大限にアピールするためにも、SPI対策は着実におこないつつ、ほかの選考要素にもバランスよく取り組んでくださいね。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Takako Shibata〇製造業を中心とした大手~中小企業において、従業員のキャリア形成や職場の課題改善を支援。若者自立支援センター埼玉や、公共職業訓練校での就職支援もおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表
Yuichi Nishi〇大学では就活に関するスキルを身に付けられる実践中心の授業を展開。また、講師として企業で新人や中堅社員に向けてコミュニケーション研修、キャリアコンサルティングをおこなっている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士
Nagisa Kihara◯放送・行政・人財開発など多様な職種を経験する中でキャリア支援に興味を持つ。一人ひとりが楽しく働き、豊かに生きられる社会を目指し、現在はカウンセラーや研修講師として活動中
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