Q

その他
女性

大学卒業後に参加できるインターンシップはありますか?

現在、就職活動をしているのですが、在学中に長期インターンシップを経験しないまま卒業を迎えてしまいました。

周りの友人はインターンでの経験を活かして就職しているのを見て、このままだと自分だけ就職できないのではないかと焦りを感じています。特に、志望業界の具体的な業務経験ができていないので不安です。

卒業後だと、既卒という扱いになり、参加できるインターンの選択肢が大幅に減ってしまうのでしょうか?

卒業後でも参加可能なインターンを探すための具体的な方法や、インターンが選考にどのような影響を与えるのかアドバイスをお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

すぐにアンサーを見る

国家資格キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

谷猪 幸司

プロフィールを見る

可能! 中途採用直結型や自己応募が中心

大学卒業後(既卒)でも参加できるインターンは一応ありますが、それは主に社会人向けや中途採用向けになることが多いです。

社会人向けのインターンは中途採用直結型になりやすい傾向があり、インターンでの様子が問題なければすぐに採用となります。

また、ベンチャー企業やIT企業などでは、卒業後でも参加OKとしているところがあります。ただし、これらの業界は求められる能力が高く、負荷も大変になるため、参加するかどうかはしっかりと見定めましょう。

参加の目的を明確にしよう! 企業の事情も考慮して

どのインターンに参加するにしても、参加する目的(採用につなげたいのか、体験をしたいだけなのか)を明確にし、どういう働き方をしたいのかをはっきりさせたうえで進めるのがおすすめです。

大学を卒業している場合、企業に直接連絡してインターンを希望することになるかと思いますが、企業側も新入社員を迎える時期(4月、5月、6月くらい)は非常に忙しく、インターンを受け入れる体制が整っていないこともあります。

そのため、受け入れが可能かどうかという企業側の都合に左右されるという懸念があることも念頭に置いておくと良いです。

キャリアコンサルタント/ワーズアンドキャリア代表

楳内 有希子

プロフィールを見る

既卒でもインターンは可能! 積極的に探そう

大学卒業後でも、インターンシップに参加できる機会はゼロではありません。 特に最近では、既卒者や第二新卒を対象とした実務型インターンやプロジェクト参加型の短期就業体験なども増えてきています。

企業側も「実際の仕事ぶりを見てから採用したい」と考える傾向があるため、既卒インターンを受け入れているケースもあります。

現場理解の手段はインターンだけじゃない! 就労支援を利用しよう

また、インターンに限らず、企業説明会や会社見学会、職場体験、地域の就労支援プログラムなど、実際の現場を知る機会や自分に合うかを確かめる手段は複数あります。

大学のキャリアセンターも卒業後数年は利用できることが多いため、相談してみるのもおすすめです。

「卒業してしまったからもう遅い」と思わず、自分の興味や関心のある業界を実際に見て、話を聞いて、理解を深める行動を一つでも多く取ってみましょう。その過程が就職活動での志望動機につながります。

さらに、経験の有無だけでなく、「これから何を学び、どう行動するか」も考えましょう。これが、自己PRとなります。

今からでも遅いということはまったくありません。自分のペースで一歩ずつ進んでいきましょう。

以下の記事では、インターンに参加するメリットやインターンの選び方などを解説しています。インターンについてあまり理解できていない人は、事前にチェックしておきましょう。

あなたがインターンに参加しない方がいい企業をチェックしよう

インターンでは、自分が適正のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。

そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
インターンの志望先を決められない人
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア