Q

大学4年生
男性

市バスの運転士の志望動機が思いつきません。

現在、市バスの運転士の求人に応募しようと考えています。

バスの運転は地域住民の生活に欠かせない重要な仕事だと認識していて、安定した環境で長く働きたいという気持ちが強いです。しかし、正直に言って「バスが好きだから」という熱意や特別なエピソードがあるわけではありません。

面接で「なぜ市バスを選んだのか? 」「なぜほかの会社や職種ではなく、市バスの運転士なのか? 」という点を説得力を持って伝える志望動機を作成したいのですが、どのような内容を盛り込めば良いのでしょうか?

市バスという公共交通機関ならではの志望動機を作成するうえでの効果的なアピールポイントや、採用担当者が重視している具体的な視点などについて教えていただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント/2級キャリア技能士

杉原 美佐子

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地域住民への密着度から語ろう!

「バスの運転は地域の生活に欠かせない重要な仕事だと認識」しているのであれば、それがそのまま立派な志望動機になります。

住民の困り事に寄り添い、貢献したい気持ちが大切

市バスと民間の観光バスの違いは、対象者にあります。「なぜ市バスか」を問われたら、公共交通機関である市バスは地域住民の生活に密着している、という観点で返答しましょう。

質問者さんは意識していないかもしれませんが、このようなアピールは、社会のために貢献しようという思いがどこかに隠れていることの証明になります。

ほかの学生との差別化を図るには、地域住民の生活に欠かせないという点にさらに迫って、地域の人たちがバスの本数が少なくなったりすることでどのくらい困るのかというところを真剣に深掘りした内容を述べることなどが考えられます。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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日常の安心感を志望動機に結びつけよう! 特別な話はいらない

多くの場合、身近な体験をどう振り返るかが志望動機づくりの核心になります。

たとえば、毎日の通学で利用したバスが、雨のときも時間通りに来てくれた安心感や、運転士の人のちょっとした声かけに救われた経験は、誰でも思い当たる出来事です。

こうした身近な体験こそが、公共交通の価値を理解する大切なヒントになります。

市バスの採用担当者が重視するのは、地域への貢献意欲、安全運転への姿勢、顧客への丁寧な対応力の3つです。公共交通は生活を支えるインフラであり、派手さよりも誠実さや安定して働ける力が評価されます。

生活を支える役割への貢献意欲を示そう

志望動機としては、地域住民の移動を支える役割に魅力を感じる、日々の運行が誰かの生活を支えている点に価値を感じる、安全第一で仕事に向き合いたいといった視点が自然で説得力があります。

また「なぜ市バスなのか」に答える際は、地域に密着し、利用者と直接向き合える点を強調してみましょう。特別なドラマがなくても大丈夫です。日常のなかにある小さな気づきを言葉にすることが、最も伝わる志望動機につながりますよ。

面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。

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