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未経験からITエンジニアになるにはどうすれば良いですか？
現在IT業界とは関係のない業種で働いているのですが、将来性を考えてITエンジニアへの転職を検討しています。完全な未経験からITエンジニアになることは、本当に可能なのでしょうか？
ネットでは「独学でOK」という情報もあれば、「プログラミングスクールに通うべき」という意見もあり、何から手をつければ良いのかわからず迷っています。
もし未経験から目指す場合は具体的にどのようなスキル（言語など）を、どの程度のレベルまで身に付けるべきでしょうか？ また転職活動では実務経験がないなかで、どのような点を企業にアピールすれば良いのかも知りたいです。
未経験者がITエンジニアになるための、効率的なロードマップや、求人を選ぶ際の注意点などアドバイスをお願いします。
2人のアドバイザーが回答しています
質問日 :
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
スキルより資質！ 論理的思考力と粘り強さを見せよう
未経験からITエンジニアになることはいくらでも可能ですが、企業は資質を見ています。
プログラミングや言語は入社してからでもいくらでも勉強できるので、論理的思考ができるとか、粘り強さ、地頭の良さといった資質があるかどうかを一番重視しています。
AI（人工知能）がコードを書く時代になっているため、コードが書けることを売りにしてももうしょうがないのです。
最低ラインは基本情報！ 資格取得を目指すべし
まず最初にやるべきことはIPAという組織の情報処理試験、基本情報技術者試験を取るのが良いと思います。
ITパスポートはあまり評価していないので、基本情報が最低ラインとなっています。
そこを目指されて、資格を取得することで「コンピューターのことがわかるね」というレベルに達します。
やり切った証拠を作ろう！ 完成までの経験が評価につながる
社会人の人から「未経験でITエンジニアに転職するのはもう遅いのでは？ 」という相談をよくいただきます。
たしかに学生より難易度は上がります。企業は育成コストと即戦力性を慎重に見極めるため、最初の一歩は簡単ではありません。
ですがその一方で、異業種出身でエンジニアとして活躍している人は少なくありません。
以前飲食業から転職した人は独学で作った小さなアプリをきっかけに企業から評価され、今は開発チームの一員として働いています。やり切った証拠があるかどうかが社会人転職では特に重要になるのです。
最初の目標は3カ月で簡単なアプリを一つ完成させることです。
学習の幅を広げるより、完成まで持っていく経験のほうが企業から高く評価されます。
自走できる姿勢をアピール！ 教育体制の確認も忘れずに
アピールポイントとして有効なのは、主体的に学び続けた姿勢と問題解決のプロセスです。たとえばエラーが出た際にどう調べ、どう改善したかを説明できると、「自走できる人」という印象を与えられます。
求人選びでは「未経験歓迎」だけでなく教育体制が整っているか、シニアエンジニアが指導してくれるかを必ず確認してください。
地道な努力を続け、技術への真摯な姿勢を示すことが成功の鍵になります。
以下の記事では未経験からIT業界への就職を実現する方法を解説しています。必要なスキルや対策方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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