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転職面接で入社可能日を聞かれたら、どう答えるのが正解ですか?
現在、転職活動中で、先日受けた面接で「入社可能日」をたずねられました。
現職の退職手続きや引き継ぎを考えると、企業が希望する日より少し遅めの日を伝えたいのですが、正直に答えることで「入社意欲が低い」と思われたり、選考で不利になったりするのではないかと不安です。転職経験がないため、どのように答えるのが適切か迷っています。
キャリアコンサルタントの先生から見て、転職面接で入社可能日を聞かれた場合、内定を獲得するためにはどのように伝えるのが最も良いでしょうか? 現職への配慮を示しつつ、入社意欲も伝える具体的な表現や伝えるべき情報についてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
入社可能日は意欲を示しつつ相談ベースで答えるのが正解
確かに、入社タイミングを入社意欲と結び付けて考える企業もあります。そのため答え方を工夫するのが良いです。
以下の順番で伝えてみましょう。
①入社意欲は高い
②入社意欲は高いものの、退職手続きや引き継ぎの兼ね合いで少し遅くなってしまう可能性がある
③貴社の都合も踏まえて入社日について相談したい
意識すべきは、「すぐにでも入社したい気持ちはあるが、現職の都合上難しいかもしれない」という意味合いを理解してもらうことです。
企業側が納得できる理由を用意しよう
また、入社日が内定から3カ月以上空くようなら、さらなる工夫が必要です。通常、内定から1〜2カ月程度で入社する人が多く、企業もそのタイミングでの入社を期待するケースがあります。
そのため、通常よりも入社が遅れる場合は、企業に納得してもらえるだけの理由を添えて入社時期の相談をしてください。
たとえば「現職の体制上、業務を引き継がなければいけない対象が複数おります。過去の事例を見てみても引き継ぎ完了まで時間を要してしまう可能性が高いです」などと伝えましょう。
きちんと理由を伝えられれば企業側も理解を示してくれるはずです。
具体的な時期と理由をセットで伝えよう!
企業によっては、プロジェクトの立ち上げに人員が必要などの事情から「この日までに来てほしい」という入社希望日を設定している場合があります。まずは、その企業の具体的な状況をたずねてみてください。
また、入社可能日を回答する際は、引き継ぎを考慮した日程であるならば、その理由を正直に伝えましょう。
「入社可能日は最短でいつです」という回答とともに、その日程が必要な理由を添えて誠実に伝えれば、評価が下がることはないはずです。
「いつでも入れます」は企業にマイナスイメージを抱かせることも
企業に伝えるべき事情があるなら、「いつでも入れます」と嘘をつくのは避けましょう。無責任に前職をやめたということになれば、「転職先でも同じことをやりかねない」という印象を残しかねません。
「責任感をもって前職の引き継ぎを全うしたい」という姿勢を示すほうが、結果的に採用担当者からの評価は高くなります。前職での責任を果たすことは、新しい職場での責任感を示すことにつながると認識してください。
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