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45歳で仕事を辞めるのは人生終了ですか?

現在45歳で、仕事を辞めたい気持ちが強い一方、「人生が終わってしまうのではないか」と不安で決断できません。

今の仕事は激務や人間関係のストレスが大きく、精神的に限界に近いため、できるだけ早く辞めたい状況です。しかし、この年齢で仕事を辞めると、転職先が見つからず老後の生活も不安になるのではないかと怖くなり、踏み切れません。周囲に相談できる人もおらず、孤独感と焦りが募っています。

45歳で仕事を辞めることは本当に「人生終了」に直結するリスクが高いのでしょうか? 人生を終了させないために、辞める前に確認すべきことや、今後のキャリアを考えるうえで意識すべきポイントについて、具体的なアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

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キャリアコンサルタント/公認心理師

吉野 郁子

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人生終了じゃない! これからも日々は続いていく

安心してください。仕事はあくまで人生の一部であり、「職業人としての自分」も自分の側面の一つにすぎません。仕事を辞めても人生が終わるわけではありませんし、良くも悪くも日々は続いていきます。

どんな悩みでも相談可能! 行政の相談窓口を活用しよう

特に気がかりなのは、「周囲に相談できる人もおらず、孤独感と焦りが募っています」という点です。

まずは相談できる人を持つことをおすすめします。その第一歩として、このサイトにご相談くださったことに感謝します。誰かに悩みを話してみると、さまざまな切り口から助言や情報が得られるものです。

友人や知人に話せる相手がいない場合は、行政の相談窓口を活用すると、専門家による相談を無料で受けることができます。健康、お金、将来設計、仕事、社会保険制度の活用など、相談できるテーマは幅広いです。

そのうえで、キャリア相談の専門家としてお伝えすると、45歳で転職する方は珍しくありません。

厚生労働省「2024年雇用動向調査」によれば、45歳前後の転職率は6~8%ほどです。

「この年齢で転職するのは自分だけ? 」という不安は、孤独感が強まっているからかもしれません。まずは、いろいろな人と話してみて、孤独感を少しでも軽くしてくださいね。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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場合によっては「強気の転職」も可能! 悲観する必要はない

45~50歳での転職活動の結果は、これまでの経験やスキルによって大きく左右されます。高い専門スキルや、他社が強く求める経験を持っていれば、現状よりもステップアップや収入アップが望める強気の転職も可能です。

実際、45歳以上をターゲットとした転職支援サービスや求人も増えており、経験者を採りたいというニーズは存在しています。スキルや経験をアピールできるならば、収入を上げたり、立場を上げたりすることも可能です。

経歴に自信がなければ人手不足の業界を探そう

一方で、特にアピールできるスキルや経験が少ない場合は視野を広げて探してみましょう。人手不足の業界や企業は多いため、転職を狙いやすいです。

ただし、仕事をするうえでの自分のこだわりや価値観は忘れてはなりません。希望を明確にし、新しい仕事とどう向き合うかが重要です。

自分の譲れない条件と市場のニーズを照らし合わせ、最も納得のいく道を進んでください。決して「人生終了」と悲観的になる必要はありません。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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