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その他
女性

総合職の女性です。転勤を断りたいです。

現在勤めている会社で、近いうちに転勤の打診がありそうです。

私は結婚の予定があり将来的には出産や育児も考えているため、現状の生活拠点から離れる転勤は避けたいと考えています。

しかし私は「総合職」として入社しており、制度上は転勤の可能性があるため断ることで昇進や今後の評価に影響が出るのではと不安です。

特に女性の場合ライフイベントを理由に転勤を断ると、会社にはどのように受け止められるのでしょうか。

もし転勤を断る場合でもキャリアへの影響を最小限に抑え、会社が納得しやすい理由や伝え方はあるのでしょうか。

プロのキャリアコンサルタントの方に、転勤を断る際の交渉のコツや女性としてキャリアを維持しつつ転勤を避ける方法について具体的なアドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

柴田 登子

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転勤辞退は難しい! キャリアに響く可能性もある

転勤を断りたいというのは、非常に難しい問題です。

結婚の予定があり近々出産も希望しているため、転勤はキャリアプラン的に合わないという理由を正直に伝えることはできます。

ただ会社によっては「そんなの関係ない」と判断される場合もあり、必ずしも通るとは限りません。考慮はしてもらえると思いますが、どう受け止められるかはその会社によります。

ライフイベントを尊重して転勤をさせない会社もある一方、仕事優先で動かされる会社もあります。

転勤を断ることで昇進がなくなるなどの不利益が生じるケースもゼロではありません。これは男性にも起こりうることです。

制度利用でキャリアと両立を目指そう

キャリアを維持しつつ転勤を避ける方法としては、会社に地域限定社員の様ような制度があればそれを利用して制度転換をする方ほうがあります。

しかし地域限定となると総合職と比べると昇進・昇格・昇給のスピードが緩やかになったり、給料が安くなったり、各種手当が出なくなったりするケースがあります。

そのためキャリアを優先するのか、ライフステージの変化を優先するのかをよく考えていただく必要があります。

キャリアコンサルタント

久野 永理

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長期的なライフプランを伝えて理解を得る努力をしよう

結婚に伴う転勤の拒否についてですが、結婚されるため「長く働きたい」という意思をしっかり伝えることが重要です。

配偶者の人が転勤のない職場で働くため、自身が転勤してしまうと今後の生活設計が難しくなることを伝えます。

将来的に出産や子育ても考慮すると、まずは拠点を固定してワークライフバランスを図りたいと伝えます。

プライベートとの両立への強い意思を伝えることが重要

「子どもが大きくなれば、将来的に転勤して活躍したい」といった自身のキャリアビジョンを添えて伝えることが重要です。

単なる拒否ではなく、長期的な貢献意思を示すことができます。

既卒就活で後悔したくない人は、適職診断からはじめよう

既卒の就活は新卒と違い、選べる職業に限りがあります。そのため、簡単に就職先を決めると入社前とのギャップから早期退職につながる恐れがあります。

これから既卒就活をはじめる人は、まず「適職診断」を活用しましょう。適職診断では、簡単な質問に答えるだけであなたの強み・弱みとぴったりの職業がわかります。

また、どのような職業を選んだらいいか就活軸も見つかるため、これから就活を始める今に取り組むのがベストです。

既卒就活で後悔しないためにも、今すぐ診断してみましょう。

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