Q
大学4年生
女性
就活がうまくいく人と、そうでない人の違いは何ですか?
現在、就職活動に取り組んでいますが、なかなか選考が通過せず、周囲との差を感じて焦っています。
周りには、大手企業から次々と内定をもらっている友人もいて、「就活がうまくいく人」と「うまくいかない自分」の間には、何か決定的な違いがあるのではないかと悩んでいます。
うまくいく人は、最初から優秀でコミュニケーション能力が高い、といった生まれ持った才能の持ち主で、そこが差なのでしょうか? それとも、私のような人には見えていない、具体的な行動や考え方の違いがあるのでしょうか?
キャリアコンサルタントから見て、就活を成功させる人に共通している特徴や、内定を勝ち取るために今からでも私が取り組むべき具体的な改善点について、アドバイスやご意見をいただけますでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
行動数が自信につながる!
実業家の松下幸之助さんは、成功する秘訣は成功するまで続けることだ、と言いました。
就職活動がうまくいく人は、計画的な行動と入念な対策をおこなっています。しかもやみくもに行動するのではなく、しっかりと準備をし、場数を踏み、選考でうまくいかなかった場合には課題を把握し、改善を繰り返すことで成長しているのです。
行動数が多くなればなるほど、知識も深まります。それが自信となって外面に表れると、結果的に良い結果に結びつくのです。
パーソナリティと企業の特徴を結び付けよう
就活を成功させるには、自己理解と企業研究を深めることが重要です。興味のある企業に絞って行動量を増やし、「なぜその企業で働きたいのか」という理由を自分の言葉で語れるようにしておきましょう。
業界研究をしたうえで、「なぜB社ではなくA社なのか」といったように、「なぜほかの企業ではないのか」まで言語化しておくとさらに理解が深まります。
自分が何をしたいかと企業の特色や業界の動向が深く結びついていると、志望動機に説得力が増し、面接官に熱意が伝わりやすいです。納得感をともなった行動が、結果的に多くの内定獲得につながります。
行動をすぐ起こすことが大切!
就活を成功させる人に共通する特徴は、まず行動が早く多いことです。ただ考えているだけでは打率は上がりません。そのため、ほかの人が考えているうちにとにかく行動すれば、後から結果はついてきます。
夏のインターンシップやOB訪問に積極的に参加し、早期選考に乗るなど、行動量を増やし、エントリー数を増やして複数ルートで内定獲得の可能性を広げることが大切です。
自分の言葉で語ろう! 切り替えの早さが成功の鍵
さらに、自己分析が深いことも挙げられます。学生生活をさかのぼり、「自分が何をやりたかったのか」「何ができるか」「逆に何ができないか」を知っている人は強いです。
自己分析の強化として、友人や就職センターを活用しましょう。つたなくても自分の言葉で語ることが大切です。借り物の言葉は、多くの学生と面接をする面接官には見破られます。自分の本心を自分の言葉で語るほうが面接官に響くものです。
最後に、柔軟性があることとと切り替えが早いことも大切です。不採用でも落ち込みすぎず、「じゃあ次に行こう」と気持ちを切り替えて再挑戦できる人がうまくいきます。
「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。
「具体的な企業分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。企業分析の具体的な方法や実施する際の注意点などを解説しています。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
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