Q
大学3年生
男性
就活の人事面談は選考に含まれますか?
現在、選考を受けている企業から、「人事面談」という名目で個別の面談の案内が来ました。
企業の採用ページには「選考とは関係ありません」「あくまで情報交換の場です」と書かれているのですが、実際のところ、この面談は合否に影響するのでしょうか? 友人からは「これは実質的な一次面接だ」と聞かされ、急に不安になっています。
もし選考に影響するなら、どのような点に注意して話すべきでしょうか? 逆に、本当に選考と無関係なら、どのようなことを正直に質問したり相談したりしても大丈夫なのか知りたいです。
キャリアコンサルタントから見て、就活における人事面談の真の目的と、私がこの面談に臨むべき具体的な姿勢や対策について、アドバイスやご意見をいただけますでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
まったく関係ないことはない! 常に見られている意識を持とう
「選考には関係ありません」と記載されていても、まったく関係ないことはありません。
面談でコミュニケーションに違和感がある、印象が良くないなど、企業側にとって気になる点があれば、後の選考担当者に情報が伝えられるはずです。マイナスの評価につながる可能性は十分にあるため、振る舞いには注意を払いましょう。
人事面談も、学生の人物像を深く知るための重要な情報収集の場だと認識しておくのが無難です。形式的な選考でなくても、あなた自身の評価はおこなわれていると考えられます。
素の自分を見せるつもりで臨むのが重要
企業は、学生の素の姿やポテンシャルをみたいという意図から、あえて「選考とは関係ない」と伝えていると考えられます。そのため、過度に自分を良く見せようとせず、誠実さや意欲を伝えることに集中するのが大切です。
特に、日本の新卒採用はジョブ型ではなくメンバーシップ型です。そのため、人事はパーソナリティや伸びしろを見ています。
多くの学生との面談を重ねる人事は学生の思惑を見抜いてしまいますので、面談であっても気を抜かずに、入社後の自分を想像してもらえるように心掛けてください。
含まれる! 控え室での態度もチェック済み
人事面談は実質的な一次面接といえるほど、選考に関係します。
知人の採用担当者によると、採用担当者はリラックスするように言っても、学生の対応や控え室での態度などをしっかり観察しているとのことです。だらけている学生の評価は下がります。
マイナス評価につながる行動はしない!
「選考とは関係ない」「リラックスしてくれ」などの言葉はあくまで建前です。もし、担当者が砕けた調子で話すことがあったとしても、学生はそれに合わせずに丁寧な口調で話しましょう。
たとえ「選考とは関係ない」という発言が事実であったとしても、採用担当者のなかにあなたの印象は残るものです。常に面接だという意識を持って臨みましょう。
以下の記事では面談後のお礼メールの書き方を解説しています。「面談後にお礼を伝えたいけどどうメールを書いたら良いかわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。
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