Q
大学4年生
女性
就活で事務職の求人を探す方法を教えてください。
来年の春卒業予定で、一般事務職を中心に就職活動をしたいと考えている大学4年生です。
事務職は人気が高く求人数も営業職などに比べて少ないと聞いており、どうやって効率的に求人を見つけるか焦りを感じています。大手企業の事務職は倍率が高すぎそうで、最初から諦めるべきかとも悩んでいます。
また事務職といっても一般事務、営業事務、経理事務など種類が多く、自分に何が向いているかもはっきりしていません。求人サイトで事務と検索しても膨大な数が出てきて、どこから手をつけて良いか迷っています。
キャリアコンサルタントの方から見て就活で事務職の求人を見つけるための具体的な探し方のコツや、人気企業・職種への対策方法についてアドバイスやご意見をいただけますでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
どの事務職を目指すか具体的に設定して絞り込もう
事務職には、営業事務や経理事務など専門性を持った種類があるため「一般事務」と限定せずに、どの分野の事務職を希望するかを明確に絞り込んだほうが良いです。
単に事務職というキーワードだけで検索すると、希望とは異なる求人ばかりが表示されてしまう可能性があります。
自分の興味やスキルと照らし合わせ、まずはどのような種類の事務職に就きたいかを深掘りすることが重要です。
事務職といっても、その業務範囲は企業によって大きく異なります。
業界と地域で条件を掛け合わせて検索しよう
求人検索の際は、業界(例:建設業、小売業など)や地域といった複数の条件と事務職の種類を掛け合わせて検索することで、求人が絞り込まれ具体的なイメージに合う企業を探しやすくなります。
たとえば「IT業界×経理事務×渋谷エリア」のように、検索条件を細かく設定してみてください。
これにより本当に自分に合った求人を見つけ出す効率が格段に上がります。具体的な条件設定が理想の企業との出会いをつなげます。
そもそも事務職に絞るのは危険! 視野を広げることが重要
事務職だけに絞った求職はあまりおすすめできません。
一般事務職の募集は少ないからです。
専門分野を決めてみよう! 資格取得でアピールが有効
どうしても事務職に限定したいのなら、経理事務や人事事務などのように専門分野を決めてはいかがですか?
その際には簿記や社労士などの資格を取得し、採用担当者にアピールすると良いでしょう。
資格などの具体的な動機がないまま一般事務にこだわるのは、チャンスを狭めることになり危険です。
以下の記事では事務職の具体的な仕事内容や就職に向けた対策方法などを解説しています。事務職への就職・転職を検討している人は、一度目を通しておきましょう。
あなたが受けないほうがいい業界・職種を診断しよう
就活では、自分に合った業界・職種が見つからず悩むことも多いでしょう。
そんな時は「業界&職種マッチ度診断」が役に立ちます。簡単な質問に答えるだけで、あなた気になっている業界・職種との相性がわかります。
自分が目指す業界や職種を理解して、自信を持って就活を進めましょう。






