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年間休日104日って少ないですか?

転職活動をしているのですが、「年間休日104日」と書かれた求人をよく見かけます。

数字だけ見ると、週に1〜2日程度の休みしかなく、祝日も含まれないケースもあるようで、「少ないのでは? 」と不安です。

周りの友人は「120日以上」の求人を選んでいる人が多く、比較すると焦りも感じます。

実際、年間休日104日というのは一般的に見て少ない部類に入るのでしょうか?

また、土日休みの完全週休二日制ではない場合、どのような働き方になるのか、プライベートの時間を確保できるのかも気になります。

年間休日が少ない企業に応募する際に注意すべきポイントや、ワークライフバランスを保つための考え方について、キャリアコンサルタントの方からアドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

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国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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104日はやっぱり少ない! 長期休暇がないことに注意

多いか少ないかはその人の感覚によるものの、一般的に見れば104日は労働基準法に抵触する可能性もあるくらい少ない日数であるといえます。

週2日休んで1年間(52週)を過ごした場合の休日数が104日です。ということは、祝日やお正月休みのような長期休暇は一切ありません。1年間にわたって土日のみ休みと考えれば、少ないという実感がわくはずです。

年間休日104日といっても、休み方は企業によって異なる可能性があります。

たとえば、土曜日は隔週出勤で、浮いた休みを長期休暇として扱い年間で104日になる稼働設定をしている企業があるかもしれません。あるいは、シフト制であることも考えられます。毎週土日休みとも限りません。

残業の有無でワークライフバランスは実現可能

周りの人は年間休日120日以上の会社を選んでいるようですね。もし質問者さんが年間120日の会社から104日の会社への転職を考えているのなら、転職後に休みの少なさを実感するはずです。自分の時間が取れない事態も起こりかねません。

年間休日104日の企業に応募する際は、表で104日と正直に公表してきている会社なので、変に疑う必要はありません。逆に信頼性は高いといえます。応募するかしないかは本人の意思次第です。

ワークライフバランスについては、残業があるかどうか確認してみましょう。定時で帰れるのなら休みが少なくても大丈夫、という考えの人もいます。ワークライフバランスを保つためには、自分の時間管理とやりたいことをどう精査するかが大切です。

国家資格キャリアコンサルタント/国際コーチング連盟(ICF)ACC

五十嵐 篤

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少ない部類に入る! 実際の働き方を確認しよう

年間休日104日は休日が少ない部類には入ります。

働き時方やプライベートとのバランスを考えるのなら、休みの日がいつなのか、土曜日に勤務がある場合は短時間に勤務になるのか、といったところも確認していく必要があります。

拘束時間を考慮すると自分の時間が確保しやすいこともある

会社や業界によっては、休日は少ないけれど残業が少ないなどの要因で、意外に離職率が低いケースもあります。そのため、休日の少ないから危険だとは一概に言えないことも事実です。

そのため、実際の残業の有無や有給取得率、繁忙期の働き方などを面接時などに確認することが大切です。

なかには、拘束時間が短い、休みがとりやすい、といったことも考えられます。その場合はプライベートとの両立が可能ですので、ほかの会社と比べながら判断していってください。

以下の記事では完全週休2日制の具体的な働き方について解説しています。「完全週休2日制とほかの休日制度の違いがわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。

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